第3回目 MACD(マックディー)
- 第1回目 移動平均線分析
- 第10回目 フィボナッチ・リトレースメント
- 第2回目 ゴールデンクロス/デッドクロス
- 第11回目 パラボリック
- 第3回目 MACD(マックディー)
- 第12回目 エンベロープ
- 第4回目 ボリンジャーバンド
- 第13回目 200日移動平均線
- 第5回目 DMI(ディーエムアイ)
- 第14回目 一目均衡表
- 第6回目 RSI(アールエスアイ)
- 第15回目 値幅観測論
- 第7回目 トレンドライン分析
- 第16回目 ストキャスティクス
- 第8回目 コンティニュエーション・フォーメーション
- 第17回 RCI(アールシーアイ)
- 第9回目 リバーサル・フォーメーション
- 第18回目 ATR(エィティーアール)
MACD(マックディー)
「MACD」って言うチャートも教えてください。
Moving Average Convergence and Divergence(「移動平均の収束と拡散」の意味)の頭文字を採って、一般的に「マックディー」と呼ばれている。
と言うことはこれも移動平均線の分析の一つ?
その通り。異なる期間の移動平均線の価格差の伸縮に着目してトレンドの方向性や転換点を探ろうとするチャートなんだ。
異なる期間の移動平均線ということは
「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」と同じなの?
確かに、似てる。
でも、MACDの算出に使われる移動平均線は、単純移動平均線ではなく、直近の価格にウェートをつけ、単純移動平均線より市場の変化をより早く反映するとされる「指数平滑移動平均線」が使われる。
やっぱり、これも2本の線が描かれてますね?
確かに2本の線が描かれているんだけど、
MACDと言うチャートは「MACD」と言う線と「シグナル」と言う線の2本の線で構成されていて、2本の移動平均線が描かれてるんじゃないんだ。
じゃー、「MACD」と「シグナル」ってどんなものなんですか?
この2本の線は具体的にどう利用すればいいのか、全く想像つかないな~
「MACD」が0ラインよりも上にあるか下にあるかを確認するんだ。
あれっ、これって2本の移動平均線の位置関係を見るってことですよね!?
と言うことは、やっぱり「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」に似てないですか?
それに気がつけば、なかなかセンスありっ!
2本の移動平均線を使い、その線のどっちが上か下かを見るって言うことは、チャート道場第2回目で紹介した「ゴールデンクロス/デッドクロス」だね。
そう、まさしく「指数平滑移動平均線」を使って「ゴールデンクロス/デッドクロス」を一本の線で表したものと言えるよね。
「+(プラス)」の場合は「ゴールデンクロス」の状態、「-(マイナス)」の場合は「デッドクロス」の状態だ。
なんか自信がでてきたぞ。他の使い方もおしえてくださいよ。
MACDのピークアウト・ボトムアウトでトレンド転換の早期信号と考える。
これが「MACD」と言われる所以かな。
「MACD」チャートを見ていると「MACD」と「シグナル」の2本の線のほかに棒グラフがあるけど、これは何ですか?
これは、「MACDオシレータ」といって「MACD」と「シグナル」がゴールデンクロスの状態なのか、デッドクロスの状態なのかを簡単に見分けるためのチャートなんだ。
つまり「MACDとシグナルによるゴールデンクロス」の状態
つまり「MACDとシグナルによるデッドクロス」の状態
そして、詰め込みすぎるのもよくないけど、もう一つこんな考え方も覚えておくといつか役立つことがあるかも知れないね。
それは、
コンバージェンスとダイバージェンスでの判断だ。
ひとまず、「トレンドヒートマップ」には「MACD」の向きや「MACDとシグナルのゴールデンクロス・デッドクロス」が一目でわかるようにしている。
特に「MACD」の方向の転換は大きなトレンドの終焉を早期に示唆する場合があるので注目するべきかな。
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