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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2025年10月14日

秋の花粉症

東京ネットサポートセンター 原田 東京ネットサポートセンター 原田

  • こんにちは、東京ネットサポートセンターの原田です。

     

    猛暑日が続いた今年ですが、意外なところに影響を与えているようです。

    それは秋の花粉症です。

    猛暑でブタクサやヨモギなどの成長が進み今秋は大量の花粉が飛散しています。

    ブタクサは国内各地に分布している、いわゆる雑草の一つ。飛散のピークは例年9月末から10月ですが、関東では12月頃まで花粉が飛ぶこともあるようです。

    花粉症の皆様、どうぞご自愛くださいませ。

     

    春の花粉症(スギ・ヒノキ)と秋の花粉症(ブタクサ・ヨモギ)の違いについて

    実は、日本で最初に花粉症として診断されたのは、1961年に報告されたブタクサ花粉症。現在広く認識されているスギ花粉症は、1963年に初めて報告されています。※1

    ブタクサ花粉症がスギ花粉症より早く報告されていたとは意外でした。

     

    症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりと同じですが、秋の花粉症は、特に子供は注意が必要といわれています。※2

    その理由は、スギ・ヒノキは、広く遠くまで飛散(最大200km)するのに対して、ブタクサは、ありふれた雑草で身近なところに生息しており地面近くの狭い範囲(数m~500m)しか飛散しませんが、足元など下から舞い上がることで、身長の低い子供は花粉に接近しがちなためです。

     

    <対策>

    ・とにかくブタクサなどが生えている場所を避ける。

      (道路沿い、空地、河川敷、公園、マンションの緑地エリアを避ける)

    ・できれば外出は午後にする。

    (ブタクサの花粉は午前中に飛散します)

    ・マスク・うがい、洗顔、早めに薬を処方、衣類の花粉を払う

      (春の花粉対策と同じ)

    ・空気清浄機を稼働する

     

    秋の花粉症については、スギ・ヒノキのように花粉の飛散状況がテレビに出ることはありませんが、原因となるブタクサなどが生えていそうな場所は避けた方がよいと思います。

    また、人だけではなく、家族の一員である犬もブタクサによって、アレルギー反応を起こすことがあるそうです。道路沿い、空地、河川敷、公園、マンションの緑地エリアなどに生えていることが多いので、いつもの散歩のルートなどに生えてないか、そのまま家に花粉が一緒に持ち込まれないかなど注意が必要と思われます。

     

    花粉症の診療は、一般医、内科、耳鼻咽喉科、眼科などにより行われますが、一般的な治療で症状が改善しない場合はアレルギー専門医に相談すべきと思われます。専門医はアレルギー協会のサイトで検索できます。こちらをご参照ください。※3

     

    お知らせ

    9/28(日)以降、すべてのお客さまのログインに多要素認証が必須化されました。

    詳しくはこちらをご参照ください。※4

     

    1 厚生労働省

    2 日本医師会

    3 日本アレルギー学会

    4 岩井コスモ証券



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