コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年3月 4日未来のレモンサワー
大阪ネットサポートセンター 堀池
日頃のご愛顧ありがとうございます。
大阪ネットサポートセンターの堀池です。
近頃、AIやロボットの実用化に向けて各企業の色々な「未来への取り組み」が報道されています。
今回は、飲料メーカーのアサヒ(2502)の「未来の取り組み」を紹介したいと思います。
生産ライン上でも色々な取り組みをされているとは思いますが、今回は「未来の商品」の話で、今回のご紹介するメインはこちらの「未来のレモンサワー」です。
一見普通のこのレモンサワー、いったい何が未来なのかと申しますと、蓋を開けると底に沈んでいるレモンスライスが泡の発生に伴って水面まで浮き上がってくるのです。希望小売価格は298円(税込み)。缶レモンサワーで安いものなら120~150円程度であること、あるいは安いお店なら300円以下でレモンサワーを提供している店があることを鑑みるとかなり強気な価格設定です。
強気な価格設定とは裏腹に売れ行きは好調のようでネットでも話題になっています。味も美味しく見た目も楽しいこの未来のレモンサワーですが、元々は同社の缶ビールの生ジョッキ缶(広口タイプの缶ビールで泡が美味しいです)の技術をチューハイ等の飲料にも流用できないかという構想から企画が始まったようです。
レモンの果実を入れる過程で最初はくし型のレモンを想定していたようですが、レモンスライスで試験した際に浮き上がり、偶然の産物として発明されたそうです。
同タイプの商品の開発に通常は1年前後をかけるそうですが、レモンの調達や果実を缶に入れる生産ラインの整備から行ったこともあり、この商品の開発には3年半~4年程度の期間をかけた力作のようです。
この商品の素晴らしいところは新しい付加価値を生み出していることにあると考えています。
缶飲料において見た目で楽しむと言っても缶のデザインや人気キャラクターとのコラボなどある程度限定的な範囲でしかなかったものが、「泡に押し上げられて果肉が登場する」という動きでも購入者を楽しませてくれます。
今後、他のフレーバーでも同技術の応用を見せてくれるのではないかと期待しています。
甘みのあるオリジナル味とレモンの自然なおいしさが味わえるプレーン味があり、私は両方飲んでみましたが両方とも美味しいです。個人的には特にプレーン味が好みで、本稿執筆時点で10缶ぐらいはすでにリピート買いしていただきました。
我々、証券業を含む金融業全般の話として、サービス内容の差別化が難しい業界であるとされています。
今回のアサヒの「未来のレモンサワー」のように、なんらかの新しい付加価値を見出すことができれば良いものですが・・・。
なお今回の「未来のレモンサワー」は地域限定・数量限定の販売となっております。
ご興味があおりの方は近隣のコンビニなどでお探しください。
(販売地域=東京・埼玉・千葉・神奈川・山梨・茨城・栃木・群馬・新潟・長野・富山・
石川・福井・岐阜・静岡・愛知・三重・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)