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2024年12月17日

【米国株調査隊#06】今年の枠、使い切った?「新NISAの利用状況を調査!」

米国株調査隊・N子 米国株調査隊・N子


  • 調査報告ファイル♯06


    今年の枠、使い切った?

    「新NISAの利用状況を調査!」



    こんにちは!岩井コスモ証券2018年入社のN子です。

    上司の気まぐれで米国調査隊を命じられた私が、米国では今何が流行っているの?そもそもどんな銘柄が?というテーマでお届けするこのコラム。新米調査員の私ですので、皆様、隊長のような広い心で報告を受け取って下さると幸いです。

    さて、前回の調査報告から数か月経ち、今年もあとわずかとなりました。あっという間に12月ですが、皆様、2024年はどんな1年でしたか?

    投資の出来事で振り返るとやはり印象深いのは新NISA。流行語大賞にもノミネートされるなど、年間を通して注目を集めました。

    制度開始からもうすぐ1年。利用状況はどうなっているのでしょう?調べてみました!

    新NISA元年だった今年

    20241217_merumaga1.png


    昨年と比べて口座開設件数は1.7倍、成長投資枠(旧制度は一般NISA枠)は4.2倍となっています。

    新NISAをきっかけに投資を始めた方が多いといわれていますし、制度開始元年ということで、まだまだ伸びていきそうです。年間120万円だった成長投資枠も240万となり、かつ恒久化したことで既存の投資家にとってもありがたい制度です。使わない手はなさそうですね。


    20241217_merumaga2.png

    こちらは買付額を時系列でグラフ化しました。

    つみたて枠は基本的に定時・定額買付ですので、ほぼ横ばいで推移しています。

    一方成長投資枠。
    1月の成長投資枠のデータを見ると、年始に枠を使い切った方が多いようです。

    みなさんはどうでしょう?

    NISA枠、満額使い切った?


    成長投資枠で年間に使えるのは240万ですが、あと数万円余っている...といった方もいらっしゃるのでは?

    そんな時に便利なのが米国株です。

    米国株は1株から買い付けできるので、余った数万円の枠を使い切るのにとっても便利!


    興味はあるけど、なかなか踏み出せていない...という方、これを機に米国株デビューはいかがでしょうか。

    2024年、やり残したことがないようにしましょう!

    とはいえ、何を買えばいいの?


    端数といっても大事なNISA枠ですので、何を買えば良いか迷いますよね。

    今どんな銘柄が売買されているか気になる...という方、必見です!

    コスモ・ネットレのメルマガでは、前の週で売買された日本株/米国株の人気ランキングを掲載しております。今回は12月第一週のランキングからいくつか簡単に銘柄をご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

    ランキングはこちら!


    集計期間:2024年12月2日~12月6日
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    ・本ランキングは、岩井コスモ証券ネット取引「コスモ・ネットレ」で取扱う個別銘柄のみが対象です。特定の購入者の比率が高い銘柄につきましては、当該お取引を集 計対象から除外する場合があります。・本ランキングは、情報提供のみを目的としており、投資その他の行動を勧誘し、特定の銘柄を推奨するものではありません。銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断にてにお願いいたします。


    ※株価は12月13日終値、参考為替153.91 円で計算した概算受渡金額
    (NISA口座での米国株の取引手数料は無料)


    テスラ(TSLA)株価436.23ドル 1株67,140 円
    ⇒EV(電気自動車)メーカー。CEOであるイーロンマスク氏はトランプ新政権で政府効率化省のトップに就任予定。EV以外にもロボタクシーや人型ロボットなど今後の技術展開に期待が高まる。

    パランティア・テクノロジーズ(PLTR)76.07ドル 1株11,707 円
    ⇒データ解析企業。通常なら分析が難しい大量のデータを短時間で解析・抽出できる技術に定評がある。
    第1次トランプ政権でICE(米移民税関捜査局)から受注を獲得しており、次期政権でも起用の可能性が意識される。


    エヌビディア(NVDA)株価134.25ドル 1株20,662 円
    ⇒生成AIに欠かせないGPU(画像処理半導体)を手がける半導体メーカー。GPUの世界シェアは8割にのぼる。2024年6月には時価総額で世界トップの座に立ち、名実ともに世界1の半導体メーカーに。


    マイクロストラテジー(MSTR)株価408.67ドル 1株62,898 円
    ⇒企業向けにデータ分析やビジネスインテリジェンス(BI)を提供するソフトウェア会社。
    企業戦略としてビットコインを大量保有していることでビットコインの代替投資としても注目を集める。


    いかがでしょうか?

    買付上位の2銘柄(テスラ・パランティア)は年明け就任式が行われるトランプ銘柄。

    まさに「国策に売り無し」の動きをしておりますが、有名企業であっても数万円から株主になることができるのが、米国株の魅力。


    ランキングは毎週月曜日のメルマガで配信しているので、今後もぜひチェックしてみてくださいね!


    NISA枠を使った米国株の買付注文は24日まで


    米国市場はクリスマス休暇をはさみます。

    2024年のNISA枠を使った米国株の注文は24日(日本時間25日午前3:00)までにお済ませください。

    ※確定為替レートによる約定代金の再計算の結果、NISA非課税枠を超過した場合には、
    課税口座(特定/一般)での約定に訂正いたしますので、ご注意ください。

    休場日カレンダーを見る


    また、コスモ・ネットレならNISA口座での米国株の売買手数料は無料です。

    パソコンでもスマホでも注文が出せるので、ぜひNISAを有効活用してくださいね。

    米国株かんたんマニュアルを見る


    それではまた、次回の調査報告で!

    <登場した銘柄>

    米国株
    テスラ(TSLA)、パランティア(PLTR)、エヌビディア(NVDA)、ジェイア セラピーューティクス(GYRE)、ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)、スーパー マイクロ コンピューター(SMCI)、マイクロストラテジー(MSTR)、イオンキュー(IONQ)、D ウェイブクオンタム(QBTS)、マーベルテクノロジー(MRVL)、マイクロソフト(MSFT)、スポティファイ テクノロジ―(SPOT)、メタ プラットフォームズ(META)、イーライリリー(LLY)

    日本株
    今回はご紹介なし

    <過去の調査報告ファイル>

    【米国株調査隊#05】ブームはもう終わりなの? 「生成AI市場の今後を調査!」

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