コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年11月19日忘れ物にご注意
津京ネットサポートセンター M.S.
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皆さま、事務を担当していますM.Sと申します。
私が通勤で利用する駅で、電車が到着する度に、毎回このようなアナウンスをされている駅員の方がいらっしゃいます。
「◯◯、◯◯に到着です。落とし物、お忘れ物がないようお気をつけてお降りください。
なお、お忘れ物をされますと、見つからない場合がございます。また、見つかっても、お手元に届くまで時間がかかる場合もございます。衣類、スマートホン、傘などお忘れにならないよう、網棚、手すりなど、今一度ご確認ください。」
ずいぶん、念入りにアナウンスするんだなぁと思いつつ、いつも聞いています。
忘れ物って、無くした本人もそうですが、鉄道会社の方にも大変な負担ですよね。私も数年前に、電車にお気に入りの傘を忘れた事があり、それ以来、折りたたみ式の傘しか持たなくなったことがあります。では、実際にどれくらい、どんな忘れ物が多いのか調べてみました。
ちょっと古いデータですが、2015年にJR四国が、「忘れ物白書」となるものを公表していました。皆さまのお住まいの地域とは異なるかもしれませんが、貴重な公式データの例としてご紹介したいと思います。
■品目
1位:傘類8,069点(23.2%)
2位:装身具類(手袋、マフラーなど)4,609点(13.2%)
3位:書籍・文房具3,700点(10.6%)
ダントツは、傘類!また携帯電話の忘れ物は、約2,300点だったそうです。
なお、現金の忘れ物で1件あたり最高額は列車内での「118,000円」(前年度最高額は365,000円)だったそうです。
■忘れる場所
1位:列車内23,511件(68.5%)
2位:駅構内9,286件(27.1%)
列車内では、特に網棚が一番危険だそうです。
■忘れ物が多い月
8月
総件数は3,130件。最も多い品目は、やはり傘。ちなみに現金の一番多い月も8月で計2,769,447円となっていたそうです。
珍しい忘れ物も発表されていました。
3年連続で載ったものは「金剛杖(巡拝道具)」。お遍路の道中でしょうか、四国らしいですね。
■珍しい忘れ物
・袈裟(巡拝道具)←これも四国らしい。
・うどん←同じく。
・受験票←ちゃんと受験できたのでしょうか?
・骨付き鳥←おみやげでしょうか。生なら心配です。
・入れ歯←ご本人はホント困ると思います。
他の年では、こいのぼり、じょうろ、掃除機、牛丼、スイカ、菅笠(巡拝道具)、ボーリングの球、弓、バイオリン、レントゲン写真、なぎなた、大根などもあったようです。
電車内で忘れ物をしたら‥
東京地下鉄(東京メトロ)のHPでは、このように案内されています。(各鉄道会社により対応が異なります)
https://www.tokyometro.jp/support/lost/index.html#anc05
■当日
紛失した当日であれば、駅事務室で保管されるそうです。そのため、直接、駅事務室へ問い合わせをするか、または、東京メトロお客様センターへの問い合わせが可能とのこと。(ただし、類似品が多い傘、手袋、マフラーなどは、お客様センターでは、対応できないため、駅事務室または、東京メトロ飯田橋駅構内 お忘れ物総合取扱所にて対応するそうです)
■翌日〜4日目以降
東京メトロ飯田橋駅構内 お忘れ物総合取扱所での保管となるそうです。
■5日目以降
警視庁遺失物センターへ送られ、そこで3ヶ月保管後、処分されるそうです。
色々と調べてみて、鉄道会社の方々の苦労がよく分かりました。
普段、何気なく使用していたものを紛失すると、やっぱりショックですよね。でも、それが見つかったときに、物のありがたさが分かる気がします。
忘れ物、落とし物もそうですが、弊社ネット取引に使用する、口座番号・ログインパスワード・取引暗証番号もお忘れにならないようお気をつけください。
もしもお忘れの場合には、下記をご確認ください。
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