コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年5月29日今日は何の日? こんにゃくの日
東京ネットサポートセンター 藤村
-
こんにちは 東京ネットサポートセンターの藤村です。
さて、本日、5月29日は何の日でしょう?
「こんにゃくの日」です。
「こ(5)んに(2)ゃく(9)」の語呂合わせ から、またこんにゃくの種芋(いも)の植えつけが5月に行われること、本格的な夏を迎える前にこんにゃくの効用や機能性を再確認して健康に過ごして欲しいという願いから、一般財団法人日本こんにゃく協会と全国こんにゃく協同組合連合会が1989年(平成元)に制定したそうです。
こんにゃくはインドシナ半島を原産地とするサトイモ科の植物です。
日本には1500年前に仏教とともに精進料理として中国から伝わったと言われております。
こんにゃくは食物繊維が豊富な食品で、胃腸の調子を整え便秘の解消にも効果がありとても低カロリーな食品として知られておりますが、日常的にこんにゃくを食べているのは日本人だけとのことで、少しびっくりしました。
関東育ちの私は、こんにゃくと言えば、真っ先に黒っぽいものと白っぽいものを思い浮かべます。
あっ、海藻の粉末や青のりが加えられた緑色のこんにゃくもありますね...
ところが、滋賀県には赤いこんにゃくがあるのです。
初めて見た時、正直、まさかこれがこんにゃくだとは思いもしませんでした。
味は黒こんにゃくなどと変わらず、今では我が家の食卓には赤こんにゃくが並びます。赤こんにゃくは近江八幡市の名物で、三二酸化鉄という鉄分で赤く染められているため、通常のこんにゃくに比べ鉄分を豊富に含んでいるそうです。
そんな赤こんにゃくの発祥には諸説あるようで、華やかなものを好んでいた戦国武将織田信長が"赤"の長襦袢をまとって踊り狂ったと伝えられる「左義長祭」にあやかりこんにゃくを赤く染めさせたとか、隣町の安土町に織田信長にゆかりのある安土城があり、その安土城に赤色が使われていたことがこんにゃくを赤色に染めた理由だとか...
ほかにも、明治初期に「滋賀県内のこんにゃくの2大産地」と言われていた蒲生郡八幡町(現在の近江八幡市)と栗太郡瀬田町(現在の大津市)のぶつかり合いが勃発したことも有力な説となっているようです。当時から黒色のこんにゃくが親しまれていたが、直接対決の結果、蒲生郡八幡町のこんにゃくに軍配が上がったことで、勝利の喜びを表すために赤色に染めたのだという説です。
しかし、由来や起源を示す史料はなく、赤い理由は分からないままのようです。
赤こんにゃくが他のこんにゃくと異なるのは色だけではなく、製法にも違いがあるようです。
ゆで上げる前にこんにゃく自体に細かな気泡をたくさん入れ、ゆで上げた後は型に入れて裁断し、80度のお湯にひと晩置くことで温度が下がっていくと同時に不純物を排出させているのです。本来であれば省く手間を、あえてかけているのだそうです!
当社ネットサポートセンターはネット取引ではありますが、「ゆっくりと、丁寧に」お客様のお話を伺い、電話でのサポートにも力を入れております。
https://www.iwaicosmo.net/netlp/netad1/index.php
シニア世代のお客様にも安心してネット取引いただけますよう、努めてまいります。