コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年4月16日ナッジ理論
大阪ネットサポートセンター 東尾
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皆様こんにちは。
私は大阪ネットサポートセンターの東尾と申します。
私は時々、無意識のうちに何かに誘導されて行動しているのではないかと感じる時があります。
例えば、トイレに立った時、便器に小さな的やハエの絵が描かれていれば、その絵を狙って用を足しています。
他には、スーパーでレジ待ちをする時、足跡のステッカーが貼られている所に当然のように並んでいます。
これらの行動の根底にあるのは「ナッジ理論」の活用です。
「ナッジ」とは、「軽くひじ先でつつく」という意味です。
「ナッジの目的」は、行動を強制することなくちょっとしたきっかけを与え、本人が無意識によい選択をするように誘導することです。
確かに、私も誰かに強制されている訳でもないのに、勝手に小さな的やハエの絵を狙って用を足しています。
他方、ナッジに相対するもので「スラッジ」があります。
「スラッジ」とは、「ヘドロ」や「泥」を意味し、「負のナッジ」と呼ばれています。
ユーザーにとって不利な選択へと誘導するなど、合理的な行動をさせない仕組みのことを指します。
例えば、定期購読の解約手続きをわかりづらくしたり、オンライン上で完結できず電話や郵送しなければならなかったりと、解約手続きを煩雑化させたものがあります。他には、有料オプションの追加やメールマガジンの購読などの追加的サービスが、初期設定で許可された状態であることが挙げられます。皆様も、スラッジには、お気を付けくださいませ。
私には、本日ご紹介させていただいたナッジ理論のように何かの印をつけることはできませんが、お客様が、ふと気付いたら無意識のうちに当社をお選びいただいて、いつでも気持ち良くお取引をしていただけるように、これからも皆様のサポートを頑張って参ります。