コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年2月 8日新証券コード
東京ネットサポートセンター 藤村
東京ネットサポートセンターの藤村です。
いつもお取引いただきありがとうございます。新証券コードについて、
以前(2023年8月21日)のコスモ・ネットレブログで、
ご紹介させていただいておりますが、いよいよ英文字を含む証券コードが誕生します。
今年2024年1月5日に東京証券取引所は、創薬関連事業のVeritas In Silico(ベリタス イン シリコ)の東証グロースへの上場を承認しました。(残念ながら、当社は幹事に入っておりません)
証券コードは「130A 」となり、上場日は本日、2月8日(木)です。
新証券コードの仕組みを、おさらいさせていただきますと・・・新しいコードでは、26ある英文字のうち「B」「E」「I」「O」「Q」「V」「Z」を除く19文字を使用します。
使用しない7文字はそれぞれ形や音が似た数字があるためで、例えば「B」は数字の「8」、「I」は数字の「1」と見た目が似ており、「Q」は電話注文を受ける時などに数字の「9」と音が混同しやすいからです。
英文字は、必ず2ケタ目か4ケタ目のどちらかに入ります。
まずは、4桁目のみが英文字でAから順番に付番し、これらを全て使った後は2桁目のみ英文字をAから順番に付番していきます。
2024年1月1日以降、最初に上場承認を受けた銘柄の証券コードは「130A」と決められており、以降は機械的に「131A」「132A」「133A」...と数字を順番に割り振っていき、「999A」に到達すると英文字のBは使わないため、次は「130C」「131C」「132C」...と続きます。
例えば「1A0A」「1A1A」「1A2A」...など、2ケタ目と4ケタ目両方に英文字を入れる場合もありますが、こちらは将来の拡張分のために残すようです。
英文字を含めた証券コードを割り振るのは、あくまでも今年から新規に上場承認された企業のみで、現行の証券コード数字4ケタ銘柄に変化はなく、今後も4ケタの数字を使い続けます。全上場企業の証券コードを英文字入りにする予定はないそうです。
岩井コスモHDは「8707」今後も変わりません。
また、新証券コードを業種別にまとめる予定もなく、あくまでも上場承認順に割り振っていくとのことです。
従来の証券コードは、業種ごとに区分があって、例えば2000番台は食品 7000番台は自動車・輸送用機器 8000番台は金融・商業など決まっていたため比較的銘柄コードが覚えやすかったが、1993年からは業種に関係なく付番されるようになり、新証券コードではその区分が全く無くなってしまうのは、やっぱり寂しい気もします・・・