コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年1月 5日旗振山
大阪ネットサポートセンター 南方
みなさんこんにちは。
大阪サポートセンターの南方です。
昨年11月14日、「須磨アルプス」と呼ばれる六甲山系の「縦走」のハイキングコースについて書かせていただきました。
https://www.iwaicosmo.net/report/post_290.html本日は、コース序盤にある「旗振山」について。
「旗振山」という山の名称は、江戸時代、大阪堂島にあった米市場の米相場を西国に伝えるために、旗を振っていたことが由来だそうです。大阪堂島といえば、私の勤務している北浜からすぐ近く。
そこからこの旗振山までわずか数分で相場の情報が伝えられていたそうです。
堂島米市場は現在の取引所に通じる制度が生まれたところであり、世界に先駆けて組織的な先物取引が行われたことでも知られています。この堂島米市場の米相場が現在の日経平均と同じように各地の米相場の基準となるため、その相場の情報をいち早く、また正確に伝達するために旗信号を使ったということです。
また、この情報が他にもれないように暗号化していたというのも興味深い点です。『もうはまだなり、まだはもうなり』
この相場格言をご存じの方も多いと思います。
江戸時代の庶民は意外にも投資に積極的で、米相場に関する指南書も人気だったそうで、上記の有名な相場格言もこの時代の代表的な指南書「八木虎之巻」に記載されています。
2024年から始まった『新NISA』。
上記の相場訓を心の片隅に置いていただき、岩井コスモ証券で『新NISA』をご活用いただければ幸いです。