コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年12月 2日利用者が増加傾向にあるNISA口座
大阪ネットサポートセンター 藤原
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大阪ネットサポートセンターの藤原でございます。
日頃は「コスモ・ネットレ」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
皆様は、NISA制度をご利用でしょうか?
2024年1月からスタートした新NISA制度。
新旧NISA制度の比較をご覧ください。
2023年までの旧NISA制度は、非課税期間が5年間でしたが、新NISA制度では、非課税期間の無期限化や年間投資枠の拡大が実現化し、個人投資家にとって有利な環境が整っています。
NISA制度が新しくなったことにより、昨年末までは、期限が迫った旧NISA利用分をロールオーバーするかご選択いただいていましたが、本年より期限を迎える(2024年は2019年分)旧NISA利用分は、新NISA制度へのロールオーバーができなくなりました。旧NISA制度をご利用の方は、年内受け渡しに間に合うよう売却の検討も必要になりますのでご注意ください。
2023年までの旧NISA(一般NISA)の非課税期間満了時の対応NISA制度に関しては、金融庁や日本証券業協会がそれぞれホームページに特設サイト等があり、いずれもわかりやすく、楽しく学ぶことができると思います。現在NISA制度をご利用中の方も、利用を検討している方も、是非ご参考になさってください。
日本証券業協会「みんなにいいさ!NISAがいいさ!!」はこちら
日本証券業協会では、四半期ごとに「NISA口座の開設・利用状況」を公表しています。
直近2024年6月末時点でのデータを見ると、全金融機関でのNISA口座数は2,428万口座。2023年12月末は2,125万口座でしたので、6か月間で303万口座増えており、
総務省が公表しているデータによると、令和6年1月1日時点で18歳以上の日本人住民は全国で1憶471万人ですので、5人に1人以上がNISA口座を開設していることになります。
また2024年1月~6月のNISA買付額は、成長投資枠7兆9,163億円、つみたて投資枠2兆2,178億円、合計10兆1,341億円です。
NISA口座を利用される投資家は着実に増えており、投資意欲も高まってきていると言えるのではないでしょうか。尚、年代別のNISA口座数は、40歳代が468万口座と最も多く、50歳代461万口座、30歳代425万口座、60歳代358万口座、20歳代も275万口座となっています。
また、年代別の買付額は、50歳代が2兆1,130億円で最も多く、40歳代2兆398億円、60歳代1兆8,971億円、30歳代1兆6,618億円、20歳代は6,282億円となっています。(上記を基に計算した年代別平均投資額は、60代529,916円、50代458,351円、40代435,854円、30代391,011円、20代228,436円)
NISA口座開設のきっかけは、「預貯金だけでは資産が増えないから」、「老後の資金への充当のため」、「将来が心配になったから」、「ニュース・SNS・Web等で話題になっているから」などの理由が上位に挙がっています。
NISA口座開設・利用状況等につきましては、日本証券業協会の「NISA及びジュニアNISA口座開設・利用状況調査結果について」をご参照ください。
「貯蓄から投資へ」の流れは、NISA制度利用度を見ると着実に進んでいますが、
株式や投資信託など証券投資に不安がある方もおられると思います。
証券投資にはリスクがつきものですが、強い味方は「長期投資」、「積立投資」、「分散投資」です。
少ない資産でもコツコツ始められますので、ぜひこの機会にNISA口座で証券投資を始めてみませんか。
「コスモ・ネットレ」でのNISA口座の開設手続き等につきましては、こちらをご確認くださいませ。
ご質問やご不明な点などがございましたら、お気軽にネットサポートセンターまでお問合せください。
今後とも、サービス改善や利便性向上等に努める所存でございます。
コスモ・ネットレを引き続きよろしくお願い申し上げます。