コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年6月 2日危ないって知ってますか?~公共Wi-Fiの危険性~
大阪ネットサポートセンター 堀池
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日頃のご愛顧、誠にありがとうございます。
大阪ネットサポートセンターの堀池です。
本年1月より不正取引や不正アクセス被害が報告され、大きく報じられて以降、お客様から色々なご相談をいただきます。
不正アクセスを防止する方法をご案内する会話の中で 「公共Wi-Fiは危ない」 ということを、ほとんどの方がご存じないことに気づきました。
そこで今回は「公共Wi-Fi(または「フリーWi-Fi」と呼ばれる)」の危険性についてお話させていただきます。
そもそも「公共Wi-Fiって何?」という話ですが、例えば、喫茶店やファーストフード店、ホテル、新幹線、飛行機などで「無料Wi-Fiをご利用いただけます。ご自由にお使いください」とう案内をご覧になったことはございませんでしょうか??
それらが公共Wi-FiとかフリーWi-Fiと呼ばれるものです。
で、あれって危ないのです。例え信頼できるお店が用意したWi-Fiであっても危ないのです。それらWi-Fiは、パスワードがかかっていないものはもちろんのことですが、仮にパスワードが設定されていて暗号化されているものでも、そのパスワードがわかっていれば通信内容を盗聴することができます。
具体的な方法についてはここでは紹介しませんが、専門家レベルといわず、ちょっとした詳しい人なら誰でも盗聴することができます。
盗聴されている状態で、Webショッピングをすればカード番号を抜き取られる危険がありますし、何かのサービスにアクセスすればIDやパスワードなどを抜き取られる危険があります。いまや街中で利用ができる公共Wi-Fi。オシャレなカフェなどで、ノートPCでお仕事をされている方をお見かけしますが、設置しているお店に悪意がなくても、利用者の中に盗聴を試みている人がいるかも知れません。
仕事上の機密情報を覗き見され、盗まれてしまう危険があるので、我々金融機関の人間から見ると他人事ながらセキュリティについて心配になってしまいます。インターネットは私たちの生活を便利にしてくれましたが、技術は日々進化しています。用心に越したことはありません。「自分の家のWi-Fi以外は一切使わない」という心づもりでよろしいかと思います。不明なWi-Fiにアクセスしないことはもちろんですが、お使いのデバイスのWi-Fiの設定を「自動接続をオフにすることもお勧めいたします。