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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2026年10月15日

「経済学の巨人」に学ぶ、市場の波に呑まれない資産運用法

ネット取引統括部長 山形 光 ネット取引統括部長 山形 光


  • 本日10月15日は、20世紀を代表するアメリカの経済学者、ジョン・ケネス・ガルブレイス(1908年〜2006年)の誕生日です。

     

    身長が2メートルを超えていたことや、その偉大な業績から「経済学の巨人」と評されたガルブレイス。彼は名著「大暴落1929」などをはじめ、歴史的な金融バブルや人間心理と市場の関係性を鋭く分析したことで知られています。

     

    日々マーケットが変動する中で、今回はガルブレイスの視点から「投資家として持っておきたい心得」を紐解いてみましょう。

     

    ■ ガルブレイスが警鐘を鳴らした「楽観主義」とバブルの心理

    ガルブレイスは、過度な市場の過熱(バブル)が発生する背景には、投資家の「過剰な楽観」と「記憶の短さ」があると指摘しました。

     

    市場が好調な時期が続くと、人々は「今回はこれまでと違う」「価格は上がり続けるはずだ」という幻想を抱きがちです。しかし、歴史を振り返ると、市場には必ず周期(波)が存在します。

     

    ・相場が良いとき:浮かれずにリスク管理を意識する

    ・相場が悪いとき:パニックにならず冷静に状況を見極める

     

    感情に流されず、客観的に市場と向き合う重要性を、彼の言葉は教えてくれています。

     

    ■ 「ほったらかし」と時間の力がもたらす資産形成の真実

    積立投資を長期間続けてきた先輩たちにお話を聞くと、「相場の波はあるけれど、結局ほったらかしておけば減る時期もあればしっかり増える時期もある」というリアルな経験談をよく耳にします。

     

    実は、日本の株式市場にも象徴的な例があります。

    市場の短期的な乱高下に惑わされず、長期間資産を持ち続けることの大切さは、実際の株式市場の歴史からも見て取ることができます。

    日本の株式市場における象徴的な例が、1987年のバブル期に熱狂を巻き起こしたNTT(日本電信電話)株式です。

    当時、バブル最高値である318万円(ザラ場高値)で購入してしまった場合、その後のバブル崩壊や度重なる株価下落によって、一時は大きな含み損を抱えることとなりました。

    しかし、売却せずに長期間保有し続けた場合、度重なる株式分割を経たことで保有株数は大きく増加しています。

    【ワンポイント解説】株式分割とは?

    株式分割とは、1株をいくつかに細かく分けることです。例えば「1株を2株に分割」した場合、株価は半分になりますが、保有している株数は2倍になるため、分割時点での全体の資産価値は変わりません。

    NTT株の場合、1987年に購入した「1株」は、その後の度重なる株式分割(1995年1:1.02、2009年1:100、2015年1:2、2020年1:2、直近2023年の1:25分割など)を経て、現在では10,200株にまで増えています。

    現在の株価(1株あたり170円台半ば)で計算すると、株式自体の価値は約175万円相当まで回復しています。

    さらに、30年以上の保有期間中に受け取り続けてきた配当金の累計額(初期の年間約5,000円/株から、現在の年間約5.5万円/10,200株へと推移)は約65万〜70万円程度に達します。

    当時のバブル最高値(318万円)という極端な高値掴みであっても、数々の暴落に耐えて持ち続けたことで、配当金も含めたトータルの価値は約240万円台まで戻ってきている計算になります。

    一時的な急落や相場の冷え込みに動揺して途中で投げ出さず、「時間を味方につけて超長期で保有・運用すること」が、いかにリスクを和らげるかを示す象徴的な事例と言えます。

    (※株式分割を考慮した試算値。税金や手数料等は考慮していません。将来の運用成果を保証するものではありません。また、特定の銘柄の売買や保有を推奨するものではありません。)

     

    ■ 現代の投資家が大切にしたい「長期的・客観的な視点」

    市場の短期的な値動きや流行の銘柄だけに目を奪われると、想定外のショックに直面した際に大きな判断ミスをしてしまうことがあります。 「経済学の巨人」の知恵と歴史の事例から学ぶ、リスクに強い資産形成のポイントは以下の3つです。

     

    1. 【分散投資の徹底】 一つの資産に依存せず、株式・債券・投資信託などへ資産を分散してリスクを抑える。

    2. 【感情を排除したルール決め】 「積立投資(NISAなど)」のように、感情に左右されず定額で買い続ける仕組みを活用する。

    3. 【定期的なポートフォリオの見直し】 市場環境の変化やご自身のライフステージに合わせて、資産バランスを再確認する。

     

    ■ あなたの「長期・積立・分散投資」をサポートするサービス

    「感情に左右されず、時間を味方につけた資産運用を始めたい」という方に向けて、コスモ・ネットレでは手軽に始められるサービスをご用意しています。

     

    ・【積立投資への対応】 投資信託などをコツコツ積み立てることで、買い付け時期の分散(ドル・コスト平均法)が可能です。NISA口座を活用した積立にも対応しています。

     

    ・【岩井コスモ・ゴールナビ(GoalNavi)】 「自分に合った資産配分がわからない」「定期的な見直し(リバランス)の手間を省きたい」という方には、完全おまかせ型の運用サービス『岩井コスモ・ゴールナビ』がおすすめです。最新のテクノロジーを活用し、お一人おひとりの目標(ゴール)に合わせた資産運用をサポートします。

     

     ■ まとめ

     10月15日のこの日に、歴史的な経済学者の視点を通じて、ご自身の投資スタイルや資産配分(ポートフォリオ)を一度客観的に見直してみませんか?

     

    【ご注意事項】

    ※売買のご判断はご自身の責任において行われますようお願いいたします

     

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