コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2026年7月28日純水洗車事始
東京ネットサポートセンター 大田
東京ネットサポートセンターの大田です。洗車の際、「純水」を使用すると、拭き取りをしなくてもボディや窓ガラスに水シミができる心配がなく、車を綺麗に保つことができるのをご存知でしょうか?
「天気の良い日に洗車をするなら、早朝か夕方に行うのが定石」とよく言われますよね。これは、真夏の炎天下で水道水を使って洗車をすると、強い日差しと熱で水滴が瞬時に乾いてしまうからです。水道水が乾くと、中に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの不純物(ミネラル)だけがボディに残り、頑固な白い水シミ(イオンデポジット)になって焼き付いてしまいます。そのため、水が乾きにくい涼しい時間帯を選ぶ必要があったのです。
しかし、不純物をまったく含まない「純水」を使えば、真夏の炎天下で水滴が乾いてしまっても、あとに残る成分が何もないため、水シミが絶対にできません!
拭き上げを急ぐ必要がなくなるため、炎天下の昼間でも自由に洗車ができるようになり、作業の自由度がグッと高まるのです!
水道水の拭き残しによってできる水シミは、放置すると酸性クリーナーでの除去が必要になったり、最悪の場合は研磨が必要になったりと大変厄介です。
また、ドアミラーやドアノブ、フロントグリル周りは、拭いても拭いても後から水滴が垂れてきてブロワー(送風機)のお世話になることがありますが、純水であればそのまま乾いてもシミにならないので、そうした心配も不要になります。
■GSに通うよりお得?家庭用純水器のコスパと選び方
最近では、純水を利用できる洗車場やガソリンスタンド(GS)の洗車機が増えてきており、純水洗車はより身近な存在になりつつあります。
たとえばGSで月に1回(600円)純水洗車を行うと年間で7,000円強となりますが、これを2年継続したくらいの価格で、実は家庭用の洗車用純水器(10Lサイズ)を購入することができるのです。長く使うことを考えれば、自宅に導入した方が圧倒的に高コスパと言えます。
そこで私が自宅用に導入したのが、水道水に含まれる不純物を取り除いて「純水」を生成する装置です。形状はスキューバダイビングに使う酸素ボンベに似ています。
この先長く愛用していく上で、私が特に重視したのは「耐久性」です。そのため、ホースとの接続部であるニップルが樹脂製ではなく金属製のもの、かつタンクがFRP(繊維強化プラスチック)でしっかりと耐圧性のある商品を選びました。
■セッティングと気になる「寿命」セッティングは非常にシンプルです。
純水器のIN側に水道の蛇口(青色ホース)を、OUT側にホースリール(緑色ホース)を接続するだけ。タンクの中には、小さな粒子状の「イオン交換樹脂」が入っており、ここを通ることで水がろ過されます。

使用時のポイント
付属の「TDSメーター」と呼ばれる測定器で水中の不純物濃度(ppm)を計測し、数値が「0」になったのを確認して洗車を始めます。(※100ppmは水1ℓあたり100mgのミネラルが含まれているという意味です)
交換の目安
メーターが「1ppm」以上になったタイミングがイオン交換樹脂の交換時期となります(10L用の樹脂は7,000円程で購入可能)。メーカーの仕様書によると、水道水の水質が50ppmの場合の使用目安は以下の通りです。
・すべて純水で洗車: 約24回(1回100ℓ換算)
・最後のすすぎのみ純水: 約120回(1回20ℓ換算)
ただし、この回数は地域の水質によって変動します。たとえば水道水が100ppmの地域であれば、寿命は単純計算で半分になります。ちなみに、私の住んでいる地域の水道水は90ppmでした。


■ひと工夫した収納と、これからの楽しみこの純水器の収納用には、サイズ的に申し分のない45Lのペール(ゴミ箱)をチョイスしました。
フタを開ければすぐにホースを繋げられるよう、内部の高さ調整にも一工夫凝らしています。ペットボトルを高さ11cmにカットしたものを土台にし、その上に100均のデザインボードを載せて底上げをしました。
準備は万端!億劫な洗車が楽になり、車も綺麗になれば言うことなしです!!
■おまけのビジネス視点ところで、「純水」といえば、半導体製造には不純物を極限まで除いた「超純水」が欠かせません。そのため、株式市場では超純水製造装置を手掛ける栗田工業、オルガノ、野村マイクロ・サイエンスなどが、以前から関連銘柄として折に触れて注目されています。




