コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2026年7月23日脱・本業
大阪ネットサポートセンター 中村
みなさんこんにちは。大阪ネットサポートセンターの中村です。
7月25日はうま味調味料の日です。
1908年7月25日、化学者であり、東京帝国理科大学(現:東京大学理学部)の教授である池田菊苗博士が、グルタミン酸塩を主成分とする調味料製造方法の特許を取得したことを記念し、日本うま味調味料協会が制定しました。
うま味調味料を代表する企業といえば、味の素(2802)。
自炊している私の必需品です。
例えば、①うま味調味料「味の素」は、卵かけご飯には欠かせないし、②和風だしの素「ほんだし」は、味噌汁の出汁はもちろん、鍋の出汁や炊き込みご飯にも使用しています。③洋風スープの素「コンソメ」は、野菜スープやカレー作りに重宝します。
どの商品も、自炊を楽にしてくれ、味も抜群においしくなり、しかも原料は自然由来なので規定量を守れば安全かつ旨味により調理時の塩分を少なくできる効果もあります。
さて、味の素。
今、流行りの半導体関連銘柄であることをご存知ですか?
なんと、味の素はうま味調味料製造で培った技術を応用して「ABF(味の素ビルドアップフィルム)」というパッケージ基板用絶縁材料を開発。様々な機器の半導体に使用されており、ABFは世界の半導体産業において驚異的なシェアを誇っているのです。
ちなみにABFは、売り上げベースでは味の素全体の10%程度ですが、利益では味の素全体の30%。利益貢献度の高い事業です。
味の素のように、祖業(本業)を応用して、別事業や事業転換で成功している企業は他にもあります。
①富士フイルム
デジタルカメラの普及により、本業だった「写真フィルム」の市場は縮小しましたが、同社はフィルム製造で培った技術を化粧品やCTスキャンなどの医療機器に応用しています。
②カナデビア(旧日立造船)
2002年に造船業を撤退後、造船技術を応用して、ごみ焼却発電施設などの環境関連に転換。
③クレハ
家庭用ラップ(Newクレラップ)の技術を応用して、電気自動車に使われるリチウムイオン電池の電極を固める接着剤(PVDF:フッ素樹脂バインダー)を開発。
④シマノ
自転車の変速機の技術を応用して、釣りのリールを開発。
これら企業は「今作っている製品そのもの」に固執せず、「自分たちの強み」を再定義し、それが最も高く評価される成長産業(半導体やIT機器)へと大胆にスライドした点が共通しています。
本ブログでご紹介した企業以外にも、日本には技術力が高い企業があります。
皆様が気になっている銘柄はどのような会社なのか?
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