コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2026年7月17日未来のうな重?食文化を救う「完全養殖」のイノベーションと"うなぎ上り"銘柄の探し方
大阪ネットサポートセンター 小松
こんにちは。大阪ネットサポートの小松です。日本の夏の風物詩といえば、香ばしいタレの匂いがたまらない「うなぎの蒲焼き」。 しかし、私たちが普段口にしているうなぎの裏側で、いま歴史的なイノベーションが起きているのをご存知でしょうか?
それが、「うなぎの完全養殖」です。
「え? うなぎって昔から養殖されてるじゃん」と思ったあなた。実は、私たちがこれまで食べてきた養殖うなぎは、本当の意味での養殖ではなかったんです。今回は、日本の食文化と最新科学が交差する「うなぎ完全養殖」のリアルに迫ります!
■知らなかった!「これまでの養殖」との違い私たちが今まで食べていた「養殖うなぎ」は、実は海で捕まえてきた天然の赤ちゃん(シラスウナギ)を池で大きく育てたものでした。つまり、天然資源に100%依存していたのです。
しかし、シラスウナギの漁獲量は年々激減。今やニホンウナギは絶滅危惧種に指定されています。そこで登場したのが「完全養殖」という技術です。
- 今までの養殖
天然のシラスウナギを捕まえる ➔ 育てる ➔ 出荷
- 完全養殖
人工孵化させた親から卵をとる ➔ 卵を孵化させて育てる ➔ 次の世代の親にする(サイクルを完全に人工管理)
つまり、「天然のうなぎを1匹も捕まえずに、すべてラボと養殖場の中で命のリレーをつなぐ」。これが完全養殖です。
■宇宙開発並みに難しい!?うなぎの謎「マグロやサーモンができるなら、うなぎもすぐできるでしょ?」そう思うかもしれませんが、うなぎの完全養殖は「宇宙開発並みに難しい」と言われてきました。なぜなら、うなぎは地球上でトップクラスに謎が多い生き物だからです。
うなぎは日本の川で育ちますが、産卵場所はなんと数千キロも離れたマリアナ諸島沖。長年、誰も産卵の瞬間を見たことがありませんでした。 さらに、卵から生まれた赤ちゃん(レプトセファルス)は、平べったくて透明な不思議な姿。彼らが大自然の海で何を食べているのかが分からず、飼育してもみんな餓死してしまっていたのです。
しかし、研究者たちの執念により、うなぎの赤ちゃんが「アブラツノザメの卵」を好んで食べることが判明!この大発見により、人工飼育の道が一気に開けました。
■「未来のうな重」が食卓に並ぶ日は近い?日本の研究機関が世界で初めて完全養殖に成功したのは2010年のこと。そこからさらに年月が経ち、現在は「研究室レベル」から「ビジネス(商業化)レベル」への移行期に入っています。
結論から言うと、すでに一部の飲食店やイベントなどで「完全養殖うなぎ」の試食や限定販売が始まっています! ただ、まだ一般のスーパーに並ぶほど大量生産はできていません。現在の課題は「コストの削減」と「生存率の向上」。安価な人工エサの開発などが、今まさに猛スピードで進められています。
専門家の予測では、あと数年もすれば「あ、これ完全養殖のうなぎなんだって」と、私たちが普段の食卓で普通に選べる時代が来ると言われています。天然資源を守りながら、美味しい「未来のうな重」を罪悪感なくお腹いっぱい食べられる日が、すぐそこまで来ているのです。
■ビジネスの最前線へ!"うなぎ上り"の銘柄を探そう日本の伝統食を最先端のテクノロジーが救う。これって、ものすごくロマンがある話だと思いませんか?
実はこの「完全養殖」の商業化に向けて、現在は多くの民間企業やベンチャー企業が続々と参入し、大量生産に向けた自動化システムや、コスト削減の技術を競い合っています。つまり、株式市場でも大注目の「一大成長テーマ」になりつつあるのです。
今年の「土用の丑の日」は7月26日(日)です。 うなぎ屋さんでメニューを待つ間、ぜひこの完全養殖の未来、そして日本の「水産・バイオ・テクノロジー関連株」に目を向けてみてはいかがでしょうか。
コスモ・ネットレの豊富な情報・検索機能を活用して、これからの相場も"うなぎ上り"に期待できるような、未来の注目銘柄をぜひ探してみてくださいね!




