コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2022年11月 8日きたえた翼は、強い。
大阪ネットサポートセンター 中村
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みなさんこんにちは。
大阪ネットサポートセンターの中村です。私は、旅行の際、マイルを特典航空券に交換し、飛行機に乗ります。
日常の買い物・公共料金等をほぼすべてANA(全日本空輸)のクレジットカード(以下ANAカード)で支払いマイル(航空会社のポイント)を貯める、俗に言う『陸(おか)マイラー』です。
私の決済額では年に1・2回ほどしか乗ることができませんが、私にとってはささやかな楽しみです。(最近は旅行にも行けず、マイルが貯まる一方ですがこれからは・・・・)ANAカードを作った理由は、もともとANAの青い機体塗装の飛行機が好きだったこと。
そして、2010年に放送されたANAのCM・新聞広告がきっかけです。
「きたえた翼は、強い。」
というキャッチフレーズでしたが、強烈なインパクトを受けました。このキャッチフレーズは、岩崎俊一さんという著名なコピーライターさんの作品。
創業からの歴史を綴ったCMは、まるで「数十秒間の'プロジェクトX(NHKで放送されていたドキュメンタリー番組)'」!俳優の遠藤憲一さんの力強いナレーションも印象的でした。※この写真は2021年8月15日伊丹スカイパークより中村本人が撮影しました。
機種:ボーイング767-300 機体番号:JA616A(現在は鬼滅の刃の特別塗装機だそうです)1952年、ANAは、日本ヘリコプター輸送という日本初の民間航空会社から始まり、当時はヘリコプター2機からスタートしました。(ちなみに空港の出発案内にはANAの便名は「NH****便」と表示されていますが、NHは創業時の日本ヘリコプター輸送が由来)。
創業当時、ナショナルフラッグのJAL(日本航空)が存在し、国策により国際線定期便への参入がなかなかできなかったことや、その後、国際情勢(米国同時多発テロ・SARS)の悪化による経営不振もありました。CMが放映された2010年は羽田空港の再国際化、翌々年の2012年はピーチ・ジェットスタージャパンなどのLCC(ローコストキャリア:格安航空)が新規参入し、2強時代が終焉する航空業界にとって大きな転換点でもありました。
時々で起こる困難を乗り越え、安心安全を追い求めた結果、今や時価総額日本一の航空会社と評されます。
あのCMは、「厳しい環境で鍛えられたANAはこれからも乗り越えられるのだ」というメッセージを発信しているようにも感じました。
コロナ禍で航空会社にとって厳しい環境が続いておりましたが、向かい風は飛行機にとっては揚力(空に浮き上がる力)を生み出します。さらなる飛躍をしますように!話が長くなってしまいましたが、私もひたむきにお客様のためのサポートができるよう、常に心がけます!