コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2026年3月11日春バテにご注意を
東京ネットサポートセンター 藤村
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こんにちは。
東京ネットサポートセンターの藤村です。
みなさま、「春バテ」という言葉を聞いたことはありますか?
夏バテに比べると、まだあまり聞き慣れないかもしれません。しかし春は、昼と夜の寒暖差が大きく、自律神経が乱れやすい季節です。その結果、「なんとなく調子が悪い」「体がだるい」「気分がすっきりしない」といった不調が起こりやすくなります。
中国最古の医学書といわれる『黄帝内経(こうていだいけい)素問』には、「春の三月、此れを発陳と謂う。天地は倶に生じ、万物は以て栄ゆ」とあります。これは、「春の三か月は、万物が芽吹き、古いものから新しいものへと変わる時期。天地のエネルギーも高まり、すべての生命が伸びやかに栄える季節である」という意味です。冬の「閉蔵(閉じこもる)」から、春の「発陳(のびやかに発する)」へ。
心身を自然の流れに合わせて切り替えることが、この時期の健康維持には大切だとされています。
日本では3月が年度の終わり、4月が新年度の始まり。まさに春は「スタート」の季節です。一方で、高気圧と低気圧が交互に訪れ、「三寒四温」といわれるように気温差も激しくなります。
一般的に、7℃以上の寒暖差があると体は影響を受けやすいといわれています。暖かさと寒さを繰り返し体感することで自律神経が乱れ、いわゆる「寒暖差疲労」が起こります。さらに環境の変化によるストレスも重なり、体調を崩しやすい時期でもあります。
『素問』には春の養生法も記されています。日の出とともに起き、軽い運動をし、心身ともにのびやかに過ごすことが大切だとされています。これに逆らうと、気がうまく巡らず、冷え・のぼせ・だるさ・眠気・気分の落ち込みなどの症状が現れるといいます。これが、いわゆる「春バテ」です。
日本の古典『枕草子』第一段には、「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは...」とあります。春は夜明けが美しい季節。早起きをして朝の光を浴び、軽く散歩をするだけでも自律神経は整いやすくなります。
体調を整え、気持ちを整え、そして冷静に相場と向き合う。
そんな春の過ごし方もよいのではないでしょうか。季節の変わり目、どうぞご自愛ください。




