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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2025年12月24日

箱根駅伝

東京ネットサポートセンター 友澤 東京ネットサポートセンター 友澤

  • こんにちは。元東京ネットサポートセンターの友澤です。

     

    お正月の風物詩の一つ、箱根駅伝。

    順位の行方、選手たちの走る姿にドキドキするのはもちろん、解説者やアナウンサーが中継の間に紹介する選手たちの情報を聞いては応援に力が入り、あっという間に過ぎる往復10時間を楽しみにしている方は多いのではないでしょうか?

     

    箱根駅伝の正式名称は?

    東京箱根間往復大学駅伝競走


    開催日程

    毎年12日・3日の二日間 両日8時スタート


    学生長距離界最長の駅伝競走

    東京・読売新聞社~箱根・芦ノ湖間を往復。往路5区間(東京~箱根、107.5km)、復路5区間(箱根~東京、109.6km)の合計10区間(217.1km)


    参加する20
    +1チーム(関東学生連合チーム)は、優勝だけではなく来年のシード権をかけて戦う

    1回は1920(大正9)4(早大、慶大、明大、東京高師(現筑波大))でした。1947年に10校、1968年に15校、2003年に20+1チーム(学生選抜)となり、2004年から現在は、前年大会でシード権を獲得した上位10校と、10月の予選会を通過した10校、および関東学生連合(関東学生連合チームは、予選会を通過しなかった大学の記録上位者から選ばれ、11人まで)です。


    *主催が関東学生陸上競技連盟のため、出場大学は加盟校である関東地方の大学に限定されます。2024年の100回大会は、節目を記念して予選会に全国からの参加を認め、北海道、関西、九州など全国各地から11校が参加しましたが、予選会を突破することはできませんでした。


    長い区間の交通規制を行うための制度にもドラマが!

    国道1号線を走るこのレース。「繰り上げスタート」「往路一斉スタート」という制度があります。この二つのルールにより、走っている順位と実際の順位が必ずしも一致しないということが起こりえます。

    ・繰り上げスタート

    各中継所で先頭走者通過から一定の規定時間が経過すると、走者が中継所に到着する前に、次の走者が出発するというルールで、区間によって繰り上げ時間が決まっています。往路は、2区鶴見中継所10分、3区戸塚中継所10分、4区平塚中継所15分、5区小田原中継所15分、復路は、すべての中継所で20分です。

    *繰り上げスタートになってしまった次走者は、前走者から繋がれるタスキではなく「繰」と書かれたタスキでスタートします。最終結果は合計タイム順なので、繰り上げスタートになってもチームは失格にはなりません。前走者は、次走者が繰り上げスタートをしても自分のゴールまで走ります。

    ・復路一斉スタート

    往路で箱根・芦ノ湖に1位選手がゴールした時間より10分超えてゴールしたチームは、復路の箱根・芦ノ湖のスタート時、1位選手がスタートした10分後に一斉にスタートします。


    テレビ中継は1987
    年から

    今から1987年から日本テレビ系列で中継がされています。放送を見ていると函嶺洞門を走るなど白黒の映像が映るのでもっと前から中継されているのかと思ったら40年弱という事実に驚きます。

    私が見始めたころは既にテレビ中継がありました。祖母の家が箱根駅伝のルートのすぐ近くにあり、子供の頃は祖母の家に親戚一同が集まり、テレビで箱根駅伝を観て、トップの選手が近づいてくると「もうすぐだ!」と揃って道路に応援に出たものです。まだかまだかと選手を待つ時間は長いのですが、いざ選手が見えてくるとあっという間に過ぎていく。

    トップ集団の選手と下位集団のタイムの開きが大きいと次の選手が来るまでに10分~20分くらい待つこともありその間ずっと外にいるのは寒いので、いったん祖母の家に戻りテレビで「次の集団は何分後くらいだ」とチェックして、再び外に応援に行ったことも楽しい思い出です。

    2025年の箱根駅伝は、往路の中央大学の走りは圧巻でしたが、安定したレース運びで青山学院大学が総合優勝をしました。

    箱根駅伝の見どころのひとつにシード権争いがありますが、復路4校がほぼずっと並走し、ゴール直前の数キロでラストスパートをかけ、その差10秒以内でゴールになだれ込み、1校がシード権を落とす結果となったのも印象的でした。

    他にも、29歳の東大院生の出場(関東学生連合)が出場。チームメイトが行うことが多い給水を白髪の初老男性が行いましたが、この男性は同大学院の教授で、教え子に直接ペットボトルを渡し両手をあげてエールを送る姿もとても素敵なワンシーンでした。

    2026年の102回大会も楽しみです。

    皆様も、是非一度、沿道で応援してみてください。テレビとは違う熱狂ぶり、選手の息づかいを感じることができるのでおススメです。

     

    今年もあとわずか。

    箱根駅伝に向け、月間600800㎞走るとも言われる練習をし、調整しておられる選手の皆様・関係者様が、今大会を無事に迎えられますように!


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