コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年12月 3日おでん
大阪ネットサポートセンター 堀池
大阪ネットサポートセンターの堀池です。
すっかり肌寒くなってまいりました。最近、安くて美味しいおでんのお店を京橋に見つけ、通っています。
肌寒い季節に恋しくなる、心と体をじんわりと温めてくれる日本のソウルフード、おでん。
透き通った出汁に、大根、卵、ちくわ、こんにゃくなど、様々な具材がそれぞれの旨味を吸い込み、一口食べればホッと安らぎます。
さて、おでんのルーツ。室町時代に流行した「豆腐田楽」にあります。拍子木型に切った豆腐を串に刺し、焼いて味噌を塗って食べる料理で、その形が田植え時の豊穣を祈る舞「田楽舞」に似ていたことから「豆腐田楽」と名付けられました。この「田楽」に女性語の「お」を付けた「お田楽」が、やがて省略されて「おでん」と呼ばれるようになったと言われています。
江戸時代には、屋台などで手軽に食べられるファストフードとして庶民に親しまれ、豆腐以外の具材も加わるようになりました。
江戸後期には、醤油の醸造が盛んになったことで、醤油味で煮込む現在の煮込みおでんの原型が登場します。
明治時代には、練り製品の流通や汁気の多いおでんへの進化、大正時代には関西へ伝わり「関東煮(かんとうだき)」と呼ばれてさらなる改良が重ねられました。昭和に入ると、家庭でも食べられるようになり、日本の食卓に欠かせない存在となっていきました。
地域によって出汁の味付けや具材が異なり、その多様性も魅力の一つ。コンビニエンスストアで手軽に買えるものから、老舗の専門店でじっくりと煮込まれたものまで、様々なシーンで楽しめます。家族や友人と囲む食卓で、熱燗と共に味わうのも格別。おでんは、日本の冬の風物詩であり、人々の心を繋ぐ温かい料理ですが、この物価高の世の中。身体だけではなくお財布にも優しいのは嬉しい。
おでんに関わる上場企業に、水産ねり製品の大手の「紀文食品(銘柄コード2933)」がありますが、3単元保有すると、優待で自社製品の詰め合わせが貰えます。10単元だとおせちも貰えるそうです。
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