コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年11月25日イチョウ
大阪ネットサポートセンター 池田
皆様こんにちは、大阪ネットサポートセンターの池田です。朝晩めっきり寒くなり短い秋の深まりを感じます。
紅葉前線の南下も進み、手軽に秋を楽しむことができる街路樹や公園、お寺や神社等に植えられているイチョウの木は、関西でも見頃となっています。
黄色に色づいたイチョウは秋の空に映えますね!

ところでイチョウが「生きた化石」と呼ばれることをご存知でしょうか?
約2億7000年以上前の古生代末期ペルム紀の地層から現代のイチョウの祖先と考えられる葉の化石が発見されており、その後、恐竜がいた1億5000年前のジュラ紀に存在した植物は氷河期で滅びましたが、現代まで生き残ってきた唯一の種であることから、ダーウィンはイチョウのことを「生きた化石」と呼んだのだそうです。
イチョウの野生種は、中国の西部の限られた地域にのみ生息しており絶滅危惧種に分類されていますが、人間がイチョウの価値に気づいたことで世界中に栽培種が分布しています。
日本には平安時代に伝来し(諸説あります)、食用や薬用として利用されて来ました。イチョウは生命力が強く、青森県おいらせ町・深浦町、長崎県対馬市、岐阜県高山市など樹齢1000年を超える木もあり、イチョウの木の花言葉は「長寿」です。
イチョウが街路樹として多くの国で植えられている理由は、
①火に強い:葉や幹に水分が多く含まれていて燃えにくいので火災の延焼を防ぐ防火林として役立つ
②公害に強い:生きた化石と言われるだけあって厳しい環境にも耐えられ、大気汚染(排気ガス)、硬い地盤、害虫にも強く、管理の手間がかからない
③美しさ:春は芽吹き、夏は葉が青く色づき、秋には実らせ、冬が近づくと葉は黄金色に色づき、落ち葉は一面に黄金色の絨毯となるなど季節感や美しい街並をもたらす
など、イチョウの特性からです。
納得ですね。
ちなみに、気象庁が発表する「黄葉日」(皇居外苑にある北の丸公園で大部分の葉が黄色に変わった状態になった最初の日)は、「日経平均が上昇する傾向が有る」という検証結果があるとか???
【東京の過去黄葉日の日経平均】
※各種資料より岩井コスモ証券作成≪黄葉日の上昇割合≫ 6/10(年)=60%
ちなみに昨年の東京の黄葉日2024年12月3日は日経平均が735円高でした。
2025年の東京の黄葉日は12月2日~4日の予想となっています。
さて、今年はどうなるか?楽しみです。




