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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2025年11月20日

事務管理チーム E.M. 事務管理チーム E.M.

  • みなさまこんにちは。

    今年も鮭の遡上がニュースになりました。

     

    鮭は川で生まれますが、春になると海に出ます。

    オホーツク海やベーリング海などで35年を過ごし、そして、故郷の川へ子孫を残すために戻って来ます。この母川回帰については、川の水のにおいを覚えているとか、磁気や太陽の位置を利用しているなどと言われていますが、まだわかっていないことが多いそうです。

    それにしても、故郷の川で力強く遡上する様子は何度見ても感動的です。

    近年ではその数が減少傾向にありますので、少々心配になります。

    鮭の遡上の南限は、日本海側では新潟県付近、太平洋側では千葉県の利根川と言われています。「鮭は銚子に限る」という言葉がありますしね。

    ですが、昨年は利根川では遡上が確認できなかったそうです。地球温暖化や、2017年から始まったとされる黒潮大蛇行(20254月に終息したと判断されました)、こういったことなどが原因なのでしょうか...。
    冷たい水を好む鮭にとって、海流の変化の影響は大きいでしょうね。

     
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    日本で鮭といったら一般的に白鮭(シロザケ)のことを言います。
    秋が旬なので秋鮭と呼ばれています。

    この時期はスーパーなどでよく見かけますね。
    白鮭はこの他にも、別の呼び名があります。
    春から初夏にかけて水揚げされるものはトキシラズと呼ばれています。季節外れ(秋でない)に獲れるため、時不知という名前がついているんですね。
    また、アムール川などで生まれ、偶然に知床あたりで獲れる若い白鮭のことを鮭児(ケイジ)と言います。一万匹に一匹か二匹しか獲れないとか。あまり市場に出回らず、高値で取引されることで有名ですね。

     

    さて、秋鮭ですが、

    脳の発達や視力の低下予防にいいDHA、血液をサラサラにしてくれるEPA、抗酸化作用のあるアスタキサンチン、免疫力を高める効果があり、またじょうぶな骨を作るためのビタミンDなど、健康と美容のための栄養が豊富です。
    秋鮭のたんぱく質は他の魚肉よりも消化吸収が良く、しかも低脂肪だそうです。

    この時期、積極的に食卓に秋鮭を取り入れて、冬に備えたいですね!

     

    近年、投資の世界では、企業の持続的な成長を評価するのに環境への配慮が欠かせない要素となっています。

    減少する鮭等を安定供給を可能にするための「養殖技術」などを持つ企業、

    DHAやアスタキサンチンなど栄養価が高い秋鮭のような健康食材を提供する食品・水産関連企業、その機能性成分を研究開発する企業も注目されます。

    身近なニュースである鮭の遡上からも、グローバルな投資テーマを読み取ることができ、銘柄探しのヒントになることがあります。

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