コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年10月17日平兵衛酢
東京ネットサポートセンター F
こんにちは。ネットサポートFです。
サンマの美味しい季節になりましたね。
みなさまはサンマを焼いた時、その横には何を添えますでしょうか?大根おろしとスダチを添えるという方が多いと思いますが、
我が家ではスダチではなく「平兵衛酢」を添えていました。
みなさまは「平兵衛酢」をご存じでしょうか?
「ヘベす(またはヘベず)」と読みます。(今回は「ヘベす」に統一します。)
ちょっと見慣れない変わった名前の由来は、江戸の末期頃、宮崎県日向生まれの
長曽我部平兵衛さんが山で見つけた酸味のある果実を栽培し、人々に苗木を分け与えたことから「平兵衛さんのお酢」、「平兵衛酢(へべす)」と名付けられているそうです。
「へべす」は、柚子・スダチ(徳島県)・カボス(大分県)・じゃばら(和歌山県)・
シークヮーサー・(沖縄県)・レモンなどと同じ香酸柑橘の仲間です。
直径は3cmくらいで、見た目はすだちやカボスに似ています。切ってみると、種が少なく実の部分が多いのが特徴で、果汁がたっぷり楽しめます。皮の部分がとても薄いので、女性でも手で簡単に絞ることができます。
まろやかな酸味があり、唐揚げやサラダに絞ったり、ドレッシングなど料理やお菓子作りなど使用方法は様々ですが、他の香酸柑橘を使用するよりもフルーティーな風味になります。
飲み物の場合は、炭酸に絞るとさっぱりした味わいに、ハチミツと牛乳を混ぜてから絞るとヨーグルト風味になり、酸味が苦手な子どもでも美味しく飲むことができます。
大人の方は、サワーに絞ると、さわやかな香りが広がり、とてもジューシーで何杯でも飲みたくなりますよ。
そしてへべすには、さまざまな効果・効能があり、豊富なビタミンCと必須アミノ酸9種類のうちトリプトファン以外の8種類が含まれています。
(必須アミノ酸は、疲労回復の促進効果あり、人間が体内で自由につくることが出来ず、食品から補給しなければならないそうです。)
さらに、抗酸化作用やがん細胞の抑制効果を持つと言われている「ナツダイダイン」の含有量が多く、花粉症や気管ぜんそく、アトピー性皮膚炎などの抑制効果があると言われている「ナリルチン」「ナリンギン」が多く含まれているそうで、栄養素いっぱいの果実です。
宮崎では嫁入り道具の一つとして苗木を1本持たせていたというほど長年、地元で親しまれていたという「へべす」。流通が少ないようなので、スーパー等で見かける機会は滅多にないかもしれません。
ただ、九州物産展等でドレッシングや果汁ドリンクを購入できるそうです。インターネットでも購入可能とのこと。ご興味のある方はご覧ください。
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