コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年10月 2日先物取引のキャンペーンのご案内
ネット取引統括部長 山形 光
10月31日(金)までのお取引を対象に、日経225先物および日経225miniの手数料キャッシュバックキャンペーンを実施中です。
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ところで、先物と聞くと、「怖い」とイメージされるお客様が多いのではないでしょうか?
先物取引は、将来のあらかじめ定められた日(満期日)に特定の商品(原資産)を現時点で取り決めた価格で受け渡すことを売り手と買い手の間で契約する取引です。また、その契約はいつでも転売・買戻しを行うことで決済することができます。
信用取引と先物取引の違い
・決済
株式取引、先物取引、いずれも「取引」とは言うものの、決済が異なります。
信用取引の買いであれば「現引き」、売であれば「品渡し」をしますが、株やお金の受渡が行われるため「受け渡し型」ですが、先物取引は「反対売買」か「差金決済」をして、価格変動による差額で損益を清算します。
・金利や貸株料先物取引では、信用取引のような「金利」や「貸株料」が必要ありません。上記の通り、信用取引は資金や株式を借りて行う取引ですが、先物取引は期日までの売買価格を先に定める契約(差金決済中心)だからです。
・期日制度信用取引には、新規買建・売建の日から6か月の期日があるのに対して、先物取引は銘柄毎に期日が決まっています。
先物取引のメリット
個別銘柄への投資ではなく、投資対象(例えば日経平均株価指数)が将来(いつまでに)上がるか下がるかで利益を狙うのが先物取引です。日経平均などの指数が投資対象の場合、市場全体の動きを活用した投機やヘッジが可能です。
・投機現物取引より少ない証拠金で大きな取引ができ、短期間で相場を見極めることができれば現物よりも効率的に利益を狙うことも可能です。
・ヘッジ例えば、1億円の資産を保有しておられる方が、資産の評価を減らしたくないと考えたとします。その場合、将来の下落に備えて売りポジションを持ちます。現物が下落しても売りポジションが上昇するので、資産の評価に与える影響は小さくなります。
先物取引の怖さ
①高いレバレッジ
株式の現物取引はお預かりの資産や予算内で行うのに対して、株式の信用取引はお預かりの資産を担保として約3倍までのお取引が可能です。先物取引は、日経225先物(TOPIX先物なども)では必要証拠金に対して約13倍。
②ボラティリティの高さ株式同様、先物の価格は、経済指標、政策発表、自然災害、地政学リスクなど様々な要因で急変します。
③追証などのリスク信用取引同様、証拠金が一定の水準を下回ると、追加の資金を入金する必要があります。入金しないとポジションは強制決済され、それでも不足金が発生し支払わなくてはならない場合があります。
④決済日の存在
先物には決済期日(限月)があり、その時点で評価損が確定します。週末や祝日を挟む場合など予想外に損失が発生する場合があり、損失を避けようとしても流動性が不足してスムーズに売買できないこともあります。
⑤プレッシャー
経験不足や市場知識が不足して、レバレッジをとりすぎたり、損切が遅れたり、ナンピン買いをして損失が膨らむことがあります。
現物取引、信用取引にも言えますが怖さをコントロールするためには、リスク管理を徹底することが重要と言えます。
先物取引について詳しくは、ホームページでご確認ください。




