コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年9月19日「金波銀波」
東京ネットサポートセンター 町田
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東京ネットサポートセンター 町田です。
太陽の光を受けて金色に輝く波を「金波」、月の光を受けて銀色に輝く波を「銀波」と呼びます。
日の光や月の光によって金色や銀色に美しく輝く波を表現する言葉。
そして「金波銀波」は自然の美しさや神秘的な魅力を描写する際に用いられます。
先日、熱海港と初島港を結ぶ初島リゾートラインの新高速船「金波銀波」(きんぱぎんぱ)」を利用して、「初島」を訪ねました。
2025年7月12日に就航したばかりの新しい船「金波銀波」の船体は、旅客定員626名、最大出力1450ps×2基、最大速力18.6ノット(時速約33.5キロ)、全長 44メートル。
外観は「初島の岩石」をモチーフにした黒色ベースの外装に、熱海が発祥地である国産レモンの「黄色」をアクセントとして取り入れた、黒と黄色のコントラストが美しいデザイン。
船内は地階から3階までの、4階構造になっており、1階客室(上甲板)は解放感がある広い窓に木目とグリーンを基調としたインテリア。ボックスシートだけでなく、両サイドは2人掛けのシートがあり波しぶきを感じることもできます。他に、最大8名まで貸し切りで利用可能な「特別船室 ~金富士~」も用意されています。2階(遊歩甲板)の遊歩デッキは竹馬風のベンチが配置された公園のような空間、3階屋上(展望デッキ)は人工芝生の広場と円形ベンチの設置など、楽しめる工夫が随所に散りばめられている作りです。通路やシートが広めに作られ、大切な乗り心地や快適さも確保されていました。ファミリー向けへの配慮が手厚い印象でした。
船内を巡回していたら、30分ほどで初島へ到着! あっという間です!
そうです。初島は、熱海市本土から南東に約10キロメートルの位置にあり、首都圏から一番近い離島として知られています。
2万年ほど前に海上に姿を現した周囲約4キロメートル。
一日で回れる程小さい島ですので、到着したら何をしようか事前にチェックしておいた方が効率良いと思います。地元の漁師さんが獲った魚を食し、島内最高地点である海抜約50mに建つ初島灯台は日本で登ることができる灯台16の内のひとつ。360度のパノラマを楽しみ、日帰り温泉で汗を流す。なんていかがでしょうか?忙しい!?
・島内は坂道や階段が多いため、ベビーカーの使用には注意が必要です。・診療所はありますが、常駐の医師はいないため、体調管理には十分注意が必要です。
さて、帰りは、2014年から就航されている高速クルーズ船、白いボディが特徴の「イルドバカンスプレミア」を利用しました。
「イルド バカンス プレミア」の船体は、 旅客定員605名、最大出力1450ps×2基、最大速力 16.0ノット(時速約29キロ)、全長43メートル。
こちらも、船内は、木目調で統一されており、海向きのペアシートやグループ向けのボックスシートなどがあり、エレベーターも設置してあるバリアフリーに対応した船内でした。
日帰りも可能な初島までの離島ツアーは、片道30分間。
どちらの船も船酔いの心配もなく、快適な乗り心地でした。熱海~初島航路「初島リゾートライン」の往復乗船料は、大人(中学生以上)2900円、小学生1450円。「金波銀波」「イルドバカンスプレミア」の2種類の定期船は、出航時間ごとに入れ替わります。日常から離れる感覚を味わえる船旅を、皆様もいかがでしょうか?
ご参考
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