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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2025年8月27日

日本の三大財閥

大阪ネットサポートセンター 高橋 大阪ネットサポートセンター 高橋

  • こんにちは、大阪ネットサポートセンターの高橋です。

     

    2025年は、戦後80年。

    今回は、日本の三大財閥についてお話したいと思います。

    三井・三菱・住友・安田の4つを「四大財閥」といい、特に規模の大きかった三井・三菱・住友を三大財閥といいます。


    三井財閥

    三井高利によって基礎が築かれ、江戸時代からの豪商をルーツに持ち、越後屋(現在の三越)の創業や「現金、掛け値なし」の販売方法で発展しました。明治維新後には政商として、また三井銀行の創業などで金融部門を強化しましたが、終戦後に一度解体され、現在は三井グループとして影響力を持っています。

    三菱財閥

    岩崎弥太郎が一代で築き上げ、海運業で急成長し、後に三菱合資会社を設立して多角的な事業を展開しました。三井や住友とは異なり、明治期に政商として巨額の利益を得て礎を築きました。終戦後に解体されましたが、現在は三菱グループとして再統合されています。


    住友財閥

    1590年に創業した別子銅山が源流であり、世界で最も古い歴史を持つ財閥です。江戸時代には銅精錬業や銅貿易で栄え、両替商も開業しました。別子銅山の開発は住友財閥の大躍進の基となり、「中興の祖」とされています。現在も住友グループとして、三井住友銀行などを中心に影響力を持っています。

     

    1945年の第二次世界大戦終結後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の指令により、財閥は解体され、現在、日本に「財閥」という組織は存在しませんが、それぞれの財閥の事業は、現在もそれぞれのグループ企業として存在しています。

    今でも三大財閥の力は、引き継ぐもののプライドにより、そのブランドが守られています。


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