コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年8月12日寄付 (きふ)
大阪ネットサポ―トセンター 井上
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こんにちは、大阪ネットサポートセンターの井上です。
皆様、「寄付」をしたことがありますか?
私が、寄付を意識しはじめたのは2011年の東日本大震災。そして2020年のコロナ禍もあって「社会貢献がしたい」という気持ちが高まり、気持ちばかりではございますが続けております。寄付とは、募金活動を実施している団体(NPOや各種機関)に対して、金銭や物品を、公共の目的や慈善事業などのために贈ること。学校や図書館など公共性の高い所に品物を送る場合は「寄贈」といいます。ちなみに「義援金」は、災害などで被害を受けた人々を支援するために、被災者に直接届けられる金銭で、集められた義援金は、市町村などを通じて公平に分配されます。
赤い羽根共同募金、テレビ局の募金、コンビニの募金箱などの寄付や、絵本や古本、古着等を贈るなどの物品寄付、国民に浸透したふるさと納税も「今は離れて住んでいるけれど、生まれ育ったふるさといくらかでも納税する仕組みがあっても良いのではないか?」と考えられた寄付の制度です。最近よく耳にする、ネットを利用したクラウドファンディングは、タイプが色々あって、購入型(商品を購入する)、融資型、ファンド型、寄付型(返礼品を受け取ることができない)等あり、商品開発、イベントの開催支援、アーティストの活動、災害支援、ベンチャー企業の事業資金等を資金調達のために使われます。
実は、日本には古くから寄付の文化がありました。
庶民にとって寄付は当たり前で、お金を出し合って生活の基盤を作りました。例えば大阪では、商人たちの寄付により建設された石橋が、今でもたくさん残っています。
しかし、富国強兵政策や高度経済成長期を経て、行政が中心となり税金が潤沢に集まるようになったことで、「世の中の課題は国に任せておけばいい」という考えが広まり、寄付は当たり前のものではなくなったとか。
寄り添って、付き添う「寄付(きふ)」。証券業界に勤めていると、ついつい「よりつき」と読んでしまいます。
買いたい気持ち、売りたい気持ちが「寄って付いた」始値。
コスモ・ネットレをご利用の皆様におかれましては、
これからも株式に「寄り添って、付き添って」くださいますようお願い申し上げます。
私共サポート員は、お客様に「寄り添った」サポートを行い、お客様に末永く「付き添わさせて」いただきます。