コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年8月 6日近江八景
大阪ネットサポートセンター 高橋
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皆さん、こんにちは!
大阪ネットサポートセンターの髙橋です。
日本全国に「八景」は400か所にあるとされますが、今回は私の好きな「近江八景」をご紹介いたします。
*添付した写真はフリー素材から転用させていただきました。評される情景があっていない写真が有りますが、お許しください。
近江八景(おうみはっけい)は、滋賀県琵琶湖周辺の8つの風景を選定したものです。中国の瀟湘八景(しょうしょうはっけい)にならって選ばれ、江戸時代に浮世絵の題材としても広く知られるようになりました。選定された八景は、それぞれ特定の時間帯や気象条件と結びつけられ、現在でも、景勝地として親しまれています。
粟津の晴嵐(あわづのせいらん):瀬田の唐橋周辺の夕立が過ぎ去った後の嵐のような風景。
瀬田の夕照(せたのせっしょう):瀬田の唐橋に映る夕日の光景。
石山(いしやま)の秋月(しゅうげつ):石山寺から眺める秋の月。
堅田(かたた)の落雁(らくがん):堅田に舞い降りる雁の群れ。
比良(ひら)の暮雪(ぼせつ):比良山系にかかる夕暮れの雪景色。
三井(みい)の晩鐘(ばんしょう):三井寺(園城寺)の鐘の音。
矢橋(やばせ)の帰帆(きはん):矢橋港に帰る帆船の光景。唐崎(からさき)の夜雨(やう):唐崎神社の松にかかる夜の雨。
昔から人々に大事にされてきた風景。
歴史ある場所は、単に自然の美しさだけでなく、そこに人々が抱く感情や、歴史的な背景などの情緒に触れることができると思います。株式マーケットも似ています。
相場は、名所の天気が日々刻々と変わるがごとく常に変動しますが、長い期間はというと、人々の感情や政治や金融政策などの変化が背景にあります。昨年7月31日(水)の日経平均の終値は約39,101円でしたが、8月1日(木)約38,126円・前日比1000円安、8月2日(金)約35,909円・前日比2,200円安、8月5日(月)31,458円・前日比4,451円安と、3営業日で約19.5%の下落となりました。きっかけは、日銀の利上げ開始。これによりリバランスや投機が活発化したことでした(2016年も似た様な相場がありましたが、この時はFRBの利上げ開始がきっかけでした)。
株式投資も背景に注目して、流れを予測しタイミングを計ってみてはいかがでしょうか?