コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年7月18日「休息」と「休憩」
大阪ネットサポートセンター 井上
こんにちは、大阪ネットサポートセンターの井上です。「休息」と「休憩」。
ふたつの違いがお分かりでしょうか?
どちらも心身を休めることを意味しますが、「休息」はリラックスして休むことを指し、長期の休みにも使われ、「休憩」は一時的な疲労回復やリフレッシュを目的として短時間の休みを指すのだそうです。
さて、間もなく迎える夏休みシーズン。今年のお盆休みは8月9日(土)~8月17日(日)の9連休というお話も伺います。私共金融機関は暦通りなので、お盆期間中も通常通り業務を行っておりますので、ご不明な点等ございましたら、ネットサポートセンターまでお気軽にお問い合わせくださいませ。
8月中旬は、「夏枯れ相場」と呼ばれます。
お盆の時期にあわせて長期休暇を取得する方が多いことから、市場参加者が減少、取引量も少なくなること、また、上場銘柄の決算期は、3月決算の企業が圧倒的に多く、4月、5月にかけて前期決算の実績や今期の見通しを明らかにし、決算発表と前後して中期経営計画が策定、6月に定時株主総会が開催されるなど重要なイベントも通過し、中間決算発表の秋までの端境期(はざかいき)であることから、相場の動きが鈍くなる傾向があります。
夏場に買われやすくなるのは、サマーストック(猛暑関連株)。ビール株やアイスクリーム株、エアコン関連株等、夏をテーマにした個別株はいかがでしょう?
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一方、米国市場はというと、7月4日の独立記念日から9月第1月曜日にレーバーデー(労働者の日)まで、夏の長期休暇に入る前に株式を買うことが多いため、株価が上昇しやすいというアノマリーがあり、いわゆる「サマーラリー」の時期と言われます。
しかし、昨年2024年は金利の変動が起こり、先物が変動。大きい資金を運用しているファンドのポジション調整の売りから始まり、個人も売るという流れから、大幅下落。その後年末にかけて上昇しました。22年、23年は「ハロウィンに買え」の格言通りとなり、10月まで低調な動きでした。
夏休みが終わるとどうかというと、日経平均もNYダウも秋(10月~12月)のパフォーマンスが最もよく、夏枯れ相場は、その後の利益獲得につなげる仕込み期ととらえ、落ち着いた戦略投資をお勧めいたします。
「休むも相場」という投資格言もございます。
ボラが出なくてデイトレのチャンスが少なくても「あわてない、あわてない、ひとやすみ」
もちろんボラが出たらチャンス!





