コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年6月20日思い出と一緒に
事務管理チーム M.S.
皆さま、事務を担当していますM.Sと申します。
少し前の話になりますが、新幹線を利用し、家族で旅行に行った時の事です。
新幹線の出発時刻が昼時であったため、車内で昼食を済ませようと、東京駅で駅弁を買いました。東京駅に着き、早速構内にある駅弁屋へ。駅弁コーナーには、東京駅オリジナルの駅弁だけでなく、地方の名物駅弁など、色々販売されていました。
うに、いくら、うなぎ、ステーキ‥
どれも美味しそうー。
色々と目移りしてしまいますが、私は、東京駅の駅弁といえば、一択なんです。
チキン弁当
内容は何度か変更されていますが、中心は、ケチャップライスと唐揚げ。至ってシンプルな内容です。それこそ、他の駅弁の方が美味しいのかもしれません。
私見ですが、東京駅で販売されている駅弁は、どれも華やかで美味しそうです。でも、何かが足りないとも思っています。
それは、歴史と伝統。
チキン弁当の発売開始は、東京オリンピックと新幹線開業に沸いた1964年。販売価格は、200円で、当時の幕の内弁当の価格150円よりも高価だったそうです。新幹線食堂車の洋食コックが新幹線乗務前に調理し、車内販売したのがはじまりだそうです。一部には、東京オリンピックで来日する外国人向けに考案されたと言う話もあります。
そして個人的には、思い出のお弁当でもあります。
子供の頃、静岡県に住んでいましたが、夏休みやお正月などに、両親が実家のある埼玉県に帰省した際、その帰りに東京駅から新幹線を利用しました。その際、このチキン弁当をよく買ってくれたのを今でも鮮明に覚えています。
楽しみだった思い出と一緒に食べる駅弁もなかなかいいものです。
旅行で東京駅を利用される時は、ぜひご賞味してみて下さい。