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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2025年6月13日

物価高時代にこそ輝く!吉野家牛丼の歴史と価格変動を追ってみた。

大阪ネットサポートセンター 堀池 大阪ネットサポートセンター 堀池



  • 皆さん、こんにちは!大阪ネットサポートセンターの堀池です。日頃のご愛顧、まことにありがとうございます!

     

    さて、最近の物価高、本当にすごいですよね。ラーメンも1,000円が当たり前になり、ワンコインランチを見つけるのが難しくなってきました。そんな時代にありがたいのが、手軽に美味しいご飯が食べられる丼チェーン店!

     

    私の一番のお気に入りは、やっぱり吉野家の牛丼なんです。あの味、定期的に食べたくなりますよね。

     

    ところで皆さん、牛丼の歴史ってご存知ですか?実は120~150年くらい前、明治時代に「牛めし」という名前で誕生したそうなんです。そして、「牛丼」という名前をつけたのは、吉野屋の創業者の松田栄吉さんだとか。へぇ~、そうだったんだ!と、ちょっと感動しました。

     

    さて、そんな歴史ある吉野家の牛丼ですが、気が付けば今は500円(正確には税込み498円)の時代となりました。

     

    ここで、私がネットで調べた吉野家の牛丼の価格推移を皆さんにもシェアしたいと思います。(ネット調べなので、不正確な部分もあるかもしれませんがご了承ください!)

    • 1966年:120円 → 200円
    • 1975年:200円 → 300円
    • 1979年:300円 → 350円
    • 1980年:倒産(会社更生法申請)
    • 1990年:350円 → 400円
    • 2001年:400円 → 280円(一部地域)
    • 2004年:BSE問題で販売中止
    • 2006年:380円で販売再開
    • 2013年:400円 → 280円(全国)
    • 2014年:280円 → 300円 → 380円
    • 2021年:380円 → 426円
    • 2022年:426円 → 448円
    • 2023年:448円 → 468円
    • 2024年:468円 → 498円

    こうやって見ると、2013年の280円から約10年で2倍近く値上がりしているんですね。でも、かつて1979年に350円、1990年にも400円だったことを考えると、現在の500円という値段も、なんだか妥当な気もしてきます。

     

    そして、2001年から2021年まで約20年間、価格が下がっていた時期があるのを見ていると、牛丼の価格って、単に物価の影響だけじゃなくて、働く人たちのお財布事情(ランチにかけられる予算とか!)も関係しているのかな?と、すごく興味深いです。

     

    実際には、牛丼業界で激しい値下げ競争があった時期もあるそうですが、それも不景気が長引いて、働く人たちの生活に余裕がなくなってきたことが、価格競争という形で現れたとも考えられますよね。

     

    最近の物価上昇は、原材料費などが上がって商品の価格に反映される「コストプッシュインフレ」の側面が強いので、昔みたいな値下げ競争はあまり期待できないかもしれません。(企業側も値下げする余裕がないのかもしれませんね。)

     

    消費者としては、やっぱり安く買いたい気持ちもありますが、大卒の初任給も、統計が始まった1968年が約3万円だったのが、1990年には約17万円、そして2024年には約23万円と、ずいぶん増えています。

     

    値上げや物価の高止まりを見ると、「インフレに強いと言われる株式投資で、この経済のいい流れに乗れたらいいな~」なんてことを思う今日この頃です。

     

    皆さんは、吉野家の牛丼の価格推移についてどう思われますか?

     

    それでは、また次のブログでお会いしましょう!


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