コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年5月28日保護伸展反応(ほごしんてんはんのう)
東京ネットサポートセンター 野地
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こんにちは、東京ネットサポートセンターの野地です。
少し前のことですが、朝、早足で最寄り駅に向かう途中、右足靴底の前部が、少しだけ盛り上がっていた路面に引っ掛かってしまい、前のめりにバランスを崩しました。両手は上着のポケットの中。とっさに重心を移動させ、身体を横にひねったので右腕と右顔から地面に倒れてしまいました。
後ろを歩いていた女性が転倒するところを見ていたようで「大丈夫ですか」と声をかけてくれましたが、顔は笑っていました。そりゃあそうです。私自身、転ぶ直前、マイケル・ジャクソンが披露した斜めになるダンス反重力傾斜(ゼロ・グラヴィティ)のような姿勢になったのを覚えています。
徐々に回復はしておりますが、しばらくの間、右腕が痛くて箸も上手く使えませんでした。
小学生の頃、ポケットに手を入れるなと怒られたものですが、先生の言う通り。
手をポケットに入れたまま歩くのは、やめたほうがよいと〇十年経過して実感いたしました。
さて、人間は転倒しそうになった時に体を守る為、本能的な防御反応をします。
転びそうになった時に、反射的に素早く両手を前に出す運動を前方パラシュート反応、左右に傾いたり後ろに倒れそうになった時に、傾いた方の手を伸ばし身体を支えようとすることを側方パラシュート反応といいます。この反応で頭部や体幹部を保護しています。保護伸展反応ともいいます。
パラシュート反応の特徴
- 生後6~7か月くらいから発達し、前方・側方・後方の順で発達する
- 大人になるにつれて反射反応は鈍くなる
- パラシュート反応が弱くなると、転倒する際に手が出ず、顔面を強打したり、後方に転倒して後頭部を打ったりする
年齢を重ねると、適度な運動で反射反応の改善をはかる必要もあります。
来月中旬には梅雨入りもしますし、運動は天気や気候で継続が途切れやすいのでスポーツクラブも良いでしょう。
スポーツクラブ関連の上場企業は、ルネサンス(2378)、スポーツフイールド(7080)、コナミグループ(9766)などがあります。