コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2022年9月30日ガソリンスタンド
大阪ネットサポートセンター 東尾
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皆様こんにちは。
私は大阪ネットサポートセンターの東尾と申します。先日、車にガソリンを入れに行きました。
年明けからのガソリン価格の高騰は、困ったものです。
昔はガソリンスタンドの店員さんに、給油・窓拭き・ゴミ捨てなど、全てのサービスを行ってもらい、自分は運転席で座っているだけの「フルサービス式」の店で給油していましたが、最近は安いのでもっぱら「セルフ式」のガソリンスタンドを利用しています。
それでも高い!さて、いつものように自分で給油した後、ふと、タイヤの空気圧が低いと燃費が悪くなることを思い出し、タイヤの空気圧を調べることにしました。
1本ずつ確認していくと、
「あ、キャップがない!」。
メカニックに弱い私は、このままでも問題がないのか不安で、いてもたってもおられず、セルフ式スタンドなので気が引けましたが、思い切って店員さんに尋ねてみました。
すると忙しそうにされていた店員さんでしたが、
優しい口調で丁寧に「キャップがなくても空気は抜けませんが、水やほこりが入らないようにキャップはしておいたほうがいいですよ。余っているものがあるので良かったら差し上げます」と神対応。
キャップをいただけたことも嬉しかったですが、愛想よくご対応くださって本当に気持ちよかったです。親切・丁寧な対応は嬉しいものだと再認識しました。よし!私も今日の事を忘れることなく、サポートセンターでのお客様対応をさせていただきます!
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「日本のガソリンスタンドの現状とフルサービス店とセルフサービス店との違いについて」日本では長年、安全性の観点から給油を従業員が行うフルサービス方式以外認められていませんでしたが、今から24年前の1998年(平成10年)の消防法改正で危険物の規制に関する政令が改正され、セルフ方式のガソリンスタンドが登場しました。
下記の表の通り、セルフ化は約37%まで進んでいます。
出典:一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センター
『セルフSS出店状況』調査結果概要(令和4年8月24)よりセルフ化率上位は下記の通りです。
出典:一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センター
『セルフSS出店状況』調査結果概要(令和4年8月24)より
愛知県が上位かと予想しましたが、5位。東京・大阪が入ってないのも意外に感じました。
フルサービスとセルフ式の違いは、単純に自分で給油するかどうかだけではなく、消防法で下記の様に決められています。
出典:一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センター
『セルフSS出店状況』調査結果概要(令和4年8月24)より
毎分を考えると、セルフ式の方が給油時間が長くかかりますが、安全のため。他にも、セルフ式のスタンドでもスタッフの方が常駐されており、監視カメラを通してモニタリングしているスタッフの方が、給油口にノズルが差し込まれたことを確認してから給油スイッチを操作し、その後レバーを握るとガソリンが給油できるような仕組みとなっています。
これが、レバーを握ってもすぐに給油が始まらずワンテンポ遅れて給油が始まる理由。
セルフの様でスタッフの方にお世話になっていたのですね。あと、ガソリンスタンドは業務の特性上頑丈に作られており、災害時などに落下物などから身を守るためには、そこら辺の建物より良いのだそうです。