コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年2月27日宵の明星、明けの明星
大阪ネットサポートセンター 東尾
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皆様こんにちは。
私は大阪ネットサポートセンターの東尾と申します。
私は田舎に住んでいるので星がきれいに見えます。
2024年の9月頃から2025年の3月頃にかけて、夕方の西の空に「宵の明星」が明るく輝いています。日没後、空が暗くなるにつれて「宵の明星」はその明るさを増し、星々の中でも特に目立つ存在となります。
一方、2025年の4月頃から2025年の9月頃にかけて、夜明け前の東の空に「明けの明星」が見える見込みです。夜明け前の空に、ひときわ明るく綺麗に輝く「明けの明星」を見つけることができます。
宵の明星と明けの明星は、どちらも金星のことを指しています。
金星は、直径が地球の0.95倍、重さは地球の0.82倍と、大きさ・重さとも、地球とよく似ています。公転周期が約225日、自転周期が約243日と、自転周期のほうが長くなっています。地球で考えると、1日が1年よりも長いということになり奇妙な感じがします。なお、金星は地球の公転軌道の内側を回っているため、夜中に見えることはありません。太陽を中心にして、一定の角度で行ったり来たりするように見えます。
ところで、3本のローソク足の組み合わせを使ったチャート分析においても、宵の明星、明けの明星という用語があります。
■宵の明星
陽線、上方向への窓、小さなローソク足や十字線、下方向への窓、陰線が順番に並んだ3つのローソク足によるパターンです。
高値圏でこのパターンが出ると、上昇から下落への転換の示唆になります。
※イメージ
■明けの明星
宵の明星と反対のパターンです。
陰線、下方向への窓、小さなローソク足や十字線、上方向への窓、陽線が順番に並んだ3つのローソク足によるパターンです。
安値圏でこのパターンが出ると、下落から上昇への転換の示唆になります。
※イメージ
チャート分析においては、予測通りに値動きが推移しない「ダマシ」が多くあります。そのため、一つのテクニカル指標だけで判断するのは危険ですが、複数のチャート分析を併用することで効果が上がることがあります。
上記のようなリスクを十分に理解された上で、チャート分析を投資判断の一つに加えてみられてはいかがでしょうか。