コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年2月17日番号
東京ネットサポートセンター 藤村
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こんにちは。
東京ネットサポートセンターの藤村です。
先日ニュースを見ていて、携帯電話の番号に「060」から始まる番号が新たに加わることを知りました。通信事業者の対応が完了したあと、来年2026年7月から順次利用されていくようです。
現在、携帯電話は「090」、「080」、「070」から始まる番号が使われおりますが、携帯電話の番号は総務省が通信事業者に割り当てる仕組みとなっていて、新たな番号「060」の追加は2012年の「070」以来となります。
「090」と「080」から始まる番号は、既にすべて割り当てられており、「070」から始まる番号も2024年9月末時点で残り530万件ほどとなっていて、スマートフォンの普及などを背景に電話番号の不足が懸念されていたようです。
コスモ・ネットレをご利用のお客様も、今やスマートフォンで操作されるお客様がかなり増えていらっしゃいますので、納得です。
新たな番号「060」の追加によって、携帯電話の番号は3億6000万件ほど増えることになるようです。
番号が足りなくなると言えば、証券コードも枯渇の恐れから、昨年2024年1月以降に新規上場する銘柄より「130A」のように数字と英文字を組み合わせた4桁のコードが割り振られるようになりました。
しかし、昨年2024年10月に新規上場した東京メトロのコードは「9023」。
英文字が含まれておりません。何故なのでしょうか?
証券コードとは、もともとは総務省が定める日本産業分類に基づいて管理されており、社債の処理等にも使うため非上場企業にもコードが割り当てられていることがあるそうです。
東京メトロは、かつて非上場の時に社債を公募した際に「9023」のコードが割り当てられており、株式についても数字だけの同じコード番号となったのです。
2016年10月にJR九州 「9142」が上場した時に、JR九州がJR東海 「9022」に続く「9023」にならなかったのも、既に東京メトロが「9023」のコードとして登録されていたからなのです。
何だか、歴史の奥深さを感じますねぇ~。