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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2025年2月 4日

埴輪

東京ネットサポートセンター 友澤 東京ネットサポートセンター 友澤

  • こんにちは。

    東京ネットサポートセンターの友澤です。

     

     

    埴輪と言えば、皆様は何を思い浮かべますか?

     

    私はNHK教育テレビで放映されていた「おーい!はに丸」を思い出します。

    埴輪をモチーフにした"はに丸王子"とお供の馬"ひんべえ"が、『はにゃ』『ふにゃ』と口癖を言いながら、言葉を学んでいくという番組です。キャラクターがとてもかわいいく、幼かった頃、夢中で観たものです。

     

    昨年のことですが、東京国立博物館で開催(20241016日~128日まで)されていた埴輪の特別展に行ってまいりました。

    沢山の本物の埴輪を見るのは初めてでしたが、はに丸のキャラクターに負けず劣らず、素朴でなんとも言えないかわいらしさがありました。

     

    埴輪が作られたのは今から1800年~1400年ほど前の古墳時代。王の墓である古墳を守り、死者の魂を鎮めるために作られました。

    魔除けや祭儀的な要素が強いのですが、「強そう」とか「怖そう」なイメージはまったくなく、皆様ご存知のあのゆるいフォルム。見ているだけで癒される不思議な魅力がありました。

     

    埴輪と言えば「大魔神」を思い出す方もいらっしゃるかもしれませんね。

    大魔神のモデルとなった埴輪は群馬県太田市で出土された「挂甲の武人」という武具を身に着けた埴輪で国宝に指定されています。教科書にも載っているので、はにわと言えば「挂甲の武人」をイメージする人が多いかと思いますが、「挂甲の武人」も怒りで変身する前の優しい大魔神が如く癒し系。

     

    埴輪の特別展は、正式には「挂甲の武人」が国宝に指定され50周年を記念して開催された特別展「はにわ」で、「挂甲の武人」の兄弟も展示されていました。

    同じ窯で作られた埴輪は全部で5体。普段はそれぞれ別々の博物館などに所管・展示されており、4体は国内ですが、1体はアメリカのシアトル美術館蔵です。

    今回は、国内各地やアメリカから5兄弟が集結し、同時に見ることができるという大変貴重な機会。ちょっと細身だったり、兜を深めにかぶっていたり、5体それぞれに特徴があり、撮影OKの会場内では、皆さんスマホで写真を撮りまくり。一眼レフの本格的なカメラで撮っている方もおられました。


    20250205_①.png

    ↑「挂甲の武人」5兄弟のうちの1体

     

    人物埴輪の他、動物や武具や家などおよそ120点にのぼる様々な埴輪が展示されており、

    私は、動物埴輪の余りのかわいらしさに、写真を撮る手が止まりませんでした。


    20250205_➁.png

    ↑動物はにわ

     

    会場内はどこもかしこも大変な混雑。

    出口のグッズ販売コーナーには、埴輪のメモ、ノート、マグネット、タオル、Tシャツ、置物などが売られており、大盛況でした。

     

    1500年も前のものが目の前にあるという驚き、当時の時代に想いを馳せる感動。今回のはにわ展で私は世俗的な思考や感情を修正することができました。

     

    「挂甲の武人」が国宝に指定され50周年を記念して開催された特別展「はにわ」は、2025121日~511日の期間、九州国立博物館で開催されます。

    お近くにお住まい方は、お出かけされてはいかがでしょうか。

     

    私どもは、お電話にてお客様へ操作のサポートをさせていただいております。

    今回ご紹介した埴輪が如く、皆さまの癒しとお力になれるよう、しっかりご案内させていただきます。

    お気軽にお問合せ下さいませ。

     

     

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