コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2022年9月27日安倍元首相の国葬儀
インターネット取引本部 副本部長 新谷 光彦
本日14時から安倍元首相の国葬儀が執り行われます。
#安倍元首相倒れる
7月8日昼、SNSで一報を受け、
私は衝撃を受けました。
参議院議員選挙の期間中でもあり、
暗殺という言葉が脳裏をかすめました。
その後、遊説中であったことや銃撃されたことなど
をニュースで知るのですが、
安倍元首相の容態がわからず
落ち着かない気持ちで午後の時間を過ごし、
夕方、もっとも辛い現実に
打ち拉がれることになったのです。2006年9月、史上最年少52歳で
首相となった安倍元首相は、
最初の所信表明演説で「美しい国、日本」に
言及してから2020年9月に首相を退任するまで、
在職日数通算3188日・連続在職日数2822日と
歴代最長の首相となりました。
第二次安倍内閣で掲げられた
デフレ脱却・経済再生を図る「アベノミクス」は
2013年の新語・流行語大賞トップテンに選ばれ、
「アベ政治を許さない」(2015年)、
「アベノマスク」(2020年)と合わせて、
トップテンに3度も名前が挙げられたことは
幅広い人気を物語ります。私が忘れられないのは、「安倍マリオ」。
2016年ブラジル・リオデジャネイロで
開催されたオリンピックの閉会式において、
地球の裏側である東京渋谷のスクランブル交差点で
スーパーマリオが土管に入ると、
リオ会場の土管からはスーパーマリオのコスプレを
した安倍元首相が颯爽と姿を現しました。
登場のタイミングが合わないチグハグ感は
ご愛嬌として、現職首相のお茶目な姿に
私は思わず拍手喝采しました。安倍元首相が目指した
活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、
自律の精神を大事にする、
世界に開かれた、「美しい国、日本」。この日、多くの海外要人が弔問のため来日します。
安倍元首相が長年にわたり諸外国との関係を
強化してきた積極外交の賜物であり、
弔問外交による日本と世界のさらなる発展が
故人への弔いになるものと思います。
国葬を巡って賛否があるようですが、
宗教も人も国境もなく、誰もがお互いを思いやり、
平和な世界が訪れることを、私は祈ります。