コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年1月17日オセロ
東京ネットサポートセンター 藤村
こんにちは。
東京ネットサポートンターの藤村です。
実家へ帰省すると、よく懐かしい物に巡り合います。
先日は片付けをしていたら、「オセロ」が出てきました。
皆さまご存知の通り、オセロは2人のプレーヤーが盤上に交互に石を置いていき、相手の石を自分の石で挟むことによって自分の石にして、最終的に自分の石が多い方が勝ち!というシンプルなルールのボードゲームです。子供の頃、よく両親や兄妹と対戦したことを懐かしく思いました。
「オセロ」は、なんと日本が発祥の地なのです。
1945年第二次世界大戦直後の茨城県水戸市で当時中学生だった長谷川五郎さんが、青空教室の休み時間に友人と遊ぶために碁石を使って10分ほどで決着がつく遊びを思いつきます。「相手の石をはさんで、自分の色にする」これが、「オセロ」の原型です。
その後会社勤めをしていた長谷川五郎さんは、かつて生み出した遊びを思い出し、牛乳びんのフタで表裏を黒と白にした石をつくって、試作品を玩具メーカー㈱ツクダに持ち込み、1973年には「オセロ」という登録商標で販売されることとなったのです。現在、オセロ愛好者は世界65ヵ国においてその数はなんと6億人と言われており、遊びであると同時に頭脳を使うマインドスポーツの一つとしても知られています。最も大きな大会は、1977年から毎年開催されている世界オセロ選手権であり、昨年2024年は中国の杭州で開催され、日本は優秀な成績を収めました。
なお「オセロ」の名前の由来は、シェークスピアの四大悲劇の一つ「オセロ」です。
黒人の将軍オセロと白人の妻デスデモーナを中心に敵と味方がめまぐるしく入れ替わり寝返るストーリーが、「オセロ」の黒白の石がひっくり返りながら形態が変わっていく様子に似ていると、長谷川五郎さんの父で英文学者の長谷川四郎さんが命名したそうです。簡単なルールでありながら、実は奥が深い「オセロ」。 子供からご高齢の方まで誰もが親しみやすく、脳のトレーニングにも非常に有効であるとして注目を集めています。
「オセロ 」で対戦している時に脳機能測定を行うと、左右の前頭前野を中心に脳が強く活性化したとの報告もあります。
前頭葉は生活を営む上で重要な役割を担っている脳の司令塔で、その機能が低下すると記憶力の低下や集中力の低下、判断力の低下が起こります。脳を元気で健康に保つために、「オセロ 」はお勧めです!
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