コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2025年1月 7日「厄 年」は「役 年」
東京ネットサポートセンター 町田
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明けましておめでとうございます。
今回は「厄年」について書かせていただきます。
「厄年」になると何か悪いことがおきるのでないかと、漠然と不安にかられてしまう人もいるかと思いますが、私もその一人です。
〇 そもそも「厄年」とは何なのでしょうか?
「厄年」の歴史は古く、中国から伝来した風習です。
平安時代にはすでにあり、陰陽道の思想から広まったと考えられています。
数年ごとに、訪れる特別な年のことで、病気・ケガ・事故など様々なトラブルや不幸や災難が降りかかりやすいと考えられています。
特に、「本厄」にあたる年齢は、環境や体調の変化に気を付けるように、という昔の人の教訓が込められていると言われています。
科学的な根拠はありませんが、歳を取って来ると、ついつい気になってしまいます。
〇 「厄年」の期間は?
「厄年」は「本厄」を中心に前年の「前厄」と翌年の「後厄」を含めた3年間続きます。
「前厄」は「厄年」の影響が出始める頃で心や体を整え、「本厄」に備える年。
「本厄」は、健康や安全に注意をはらいながら、無理せず静かに過ごす年。
「後厄」は、「本厄」の影響が薄らいでいくため、厄が明けたら次の行動を起こせるよう準備をする時期と言われています。
〇 「厄年」は何歳から?「厄年」の年齢の数え方は「数え年」で判断します。
「数え年」は、生まれた年を「1歳」、新年を迎える正月に、新たに年齢を一つ重ねていくという数え方をします。「今年に迎える年齢+1歳=数え年」と考えます。
男性の数え25歳・42歳・61歳、女性は数え19歳・33歳・37歳・61歳。※また、誕生日前の早生まれの人が数える場合は、満年齢+2歳になるので要注意です。
〇 今年の「厄年」は?さらに、男性・女性ともに70歳・80歳のときに「本厄」がやってきます。
〇 「厄除け」と「厄払い」
「厄年」になると神社、仏閣などで「厄除け」「厄払い」などの、ご祈祷(きとう)を受けるのが一般的とされています。
「厄除け」は「災厄が自分の身に寄ってこないように、予防の意味であらかじめ祈祷をしてもらうこと」。「厄払い」は「自分にとって良くない厄を神仏に祈ることで取り払い、吉に転じさせる儀式のこと」とされていて、少し意味合いがことなるようですね。
私も、昨年は「本厄」でしたので、「厄除け」のお払いを受けてまいりました。
ご祈祷(ごきとう)後に御札を自宅で1年間おまつりをし、気を付けて毎日を過ごしてきました。
〇 「厄落とし」「厄落し」とは「それ以上に悪くならないように自ら災厄を作り出す」ことです。
例えば・・
・アクセサリーや身に着けているもの捨てる。
・不用品を思い切って整理(断捨離)する。
・また、家族や友人に食事をごちそうする・・・という粋な「厄落し」の方法もあります。
神社に出向かなくとも、さまざまな方法があるようです。自分に合ったやり方で「厄年」を乗り切っていきましょう!
〇 「厄年」で気を付けたいことは?
・悪いことが起きても「厄年」だから、とネガティブ思考に陥らないようにする。
・必要以上に意識しない。
・大きな決断も慎重に考えた結果の判断であれば行動し、やりたいことを無理に諦めない。
・心にゆとりをもった丁寧な日々の暮らしを意識する。〇 「厄年」は「役年」
「厄年」は必ずわるいことが起るわけではありません。
所説ありますが、「厄年」は、昔は神様にお仕えするお役目をいただいた年とされ、重要な役目をうけたまわる「役年」といわれていたそうです。
また、役者さんは"厄を払う"ことで"役を失う"ことを避けるために、「厄除け」「厄払い」をしない役者さんも多いと聞きます。
テレビドラマや映画のシリーズ化がスタートしたのが「厄年」だった役者さんも多くいらっしゃった、といわれており「厄年」を飛躍の始まりの年としていたそうです。役者さんに限らず、「厄年」は逆に「チャンスの年」と考えることも出来ます。
自分自身を見つめなおし、向き合うことで大きな福を呼び込むキッカケになるかもしれません。
私自身も、この3年間の「厄年」を、これからの「役年」のスタートにつなげていけるよう、真摯に仕事に専念してまいります。皆様が、これからも末永く健康にコスモネットレでネット取引をご利用いただけますよう、当社は今年もシニアサポートを全力で行ってまいります。
ご連絡お待ちしております。