コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年12月16日地震封じの要石(かなめいし)
東京ネットサポートセンター 町田
12月になり、今年もあとわずか!皆様いかがおすごしでしょうか?今年は、元日に能登半島地震が発生、8月8日には気象庁から南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されるなど、地震に関して憂鬱な気分の一年となりました。
被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
地震の発生は現代の科学では、まだ完全に予測することは出来ません。
しかし、日本では古来より地震を鎮めようと神様にお祈りしてきた歴史があります。
これからも自然災害に対する不安が募るなか、地震封じの霊石として「要石」をお祀りしている神社があると聞き、さっそく参拝に出かけてまいりました。
関東で「要石」をお祀りしている神社は「茨城県の鹿島神宮」と「千葉県の香取神宮」です。最初にお参りしたのは「鹿島神宮(かしまじんぐう )」。
日本を建国した武道の神様「武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)」をご祭神とする、神武天皇元年(紀元前660年)創建の神社です。
主に勝利祈願、必勝祈願のご利益があると言われています。
境内は東京ドーム約15個分の広さ!鹿島神宮の「要石」は本宮より300メートルほど離れた境内の森の中に鎮座しています。
大鳥居から修復中の桜門をくぐり本殿でのお参り。奥参道へ進み、鹿園を通り過ぎると奥宮が見えてきます。
奥宮の裏の武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」の石碑の50メートルほど先に・・
「要石」が祀つられていました。
巨大な石と思いきや、30センチほどの凹形の石が・・・・
見えているのはほんの一部で、地下深くまで続いていると言われています。
江戸時代に水戸黄門(徳川光圀)がその大きさを確かめるため七日七夜掘り続けても底が見える様子がなく作業をあきらめた・・と伝えられています。
「要石」以外にも境内は、神秘的な雰囲気の御手洗池や鹿園があり静かな雰囲気で安らぎを感じる雰囲気で見どころ満載でした。
次に訪れたのは「千葉県の香取神宮」。
ご祭神は経津主大神(フツヌシノオオカミ)、日本神話に登場する武力と威厳の象徴で、国難を救う神様です。
創建はこちらも古く、神武天皇18年(紀元前643年)と伝えられています。
勝運・交通・災難除けなどに、ご利益があると言われています。
香取神宮の「要石」は、赤鳥居をくぐり抜け、石灯篭が並ぶ表参道に入ります。
ほどなく、左手に進入路を示す石標が見えます。
細い山道を進み、小道を登り、なんとなく空気が違う雰囲気の石段を登り切った鳥居の先に護国神社が現れます。
護国神社の左がわにひっそりと「要石」がありました。
香取神宮の「要石」は凸型・・・
大きさは30センチほど
鹿島神宮とは逆の形でした。
要石の伝説
神話の時代から、つながりが深いとされる「茨城県の鹿島神宮」と「千葉県の香取神宮」。
その昔、この地方では地震が頻発し、人々はとても恐れていました。
その原因は地中に棲む大ナマズが、暴れ騒いでいるからだと信じられていました。
そこで、鹿島神宮のご祭神、「武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)」と香取神宮の経津主大神(フツヌシノオオカミ)は、地中に深く石棒を差し込み、大ナマズを押さえつけ鎮めました。。「鹿島神宮の要石」は大ナマズの頭を抑え、「香取神宮の要石」は大ナマズの尾を抑えて地震が起こるのを防いでいると言い伝えられてきました。
「鹿島神宮」と「香取神宮」は、県は違っても利根川を挟んで18キロ程度の距離、比較的近くにあるため、この「要石」は地下でつながっているのでは・・とも言われ、正確な大きさは分かっていないとのことです。
木漏れ日の中を歩くのはすがすがしく、日々の喧騒を忘れて癒されました。機会があれば、地震除けの神様に詣でてみてはいかがでしょうか。
今年も残すところあとわずか、無事に年内終了しますようにお祈り申し上げます。そして、来年こそ、大きな地震のない、平安な年でありますように。
さて、今年からスタートした新NISA。
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