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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2024年12月10日

コンピューター断層診断

東京ネットサポートセンター 野地 東京ネットサポートセンター 野地

  • 東京ネットサポートセンターの野地でございます。

    私は、持病の経過観察の為、3か月ごとに採決(血液検査)とMRIもしくはCT検査を受ける通院を3年半ほど続けております。

    今回はMRI検査後、1時間ほどで臓器ごとの検査結果を見せていただくことができ「早いな」と思いつつ精算をすると「あれ?いつもより金額が少し高い・・。」

    明細を確認すると「コンピューター断層診断」という見慣れない項目を発見。

    MRIやC Tスキャン後の「コンピューター断層診断」が保険適用になったので、検査手順に追加されたようです。

    AI技術は医療分野においても活用されていますが、MRIやCTにおけるコンピューター断層撮影では以下の様に進化しております。

    1、画像解析の制度向上

    2、診断の迅速化(仮に自動化された門業者に委託すると結果は1週間後ぐらいの時間がかかる)

    3、異常検出の自動化

    4、予後予測(過去のデータを基に患者の予後を予測し、治療方針の決定に役立てる)

    5、個別化医療(患者個々の画像データを用い、最適な治療法を提案する個別化医療の推進)

    今後、機械学習(ディープラーニング)が進めば、より診断の精度も向上すると予想されています。

    AI技術の導入にあたっては倫理的・法的な課題にも配慮する必要があるとのことですが、医師の診断を補完し、誤診のリスクも減少させ、患者のケアを向上させます。

    今後は生成AI技術の活用により精度が向上し、急速に利用されるようになると思います。

    医療関連銘柄

    ■米国株式

    ・インテュイティブ・サージカル(ティッカー:ISRG)

    手術支援ロボット「ダヴィンチ・サージカル・システム」などの設計・製造・販売

    ・GEヘルスケア(ティッカー:GEH)。

    私が通院している病院でも、GEヘルスケア製の検査機器が使用されていました。

    ■日本株式

    ・富士フイルム(4901)

    内視鏡AI診断支援技術

    ・カシオ計算機(6952)

    画像診断イノベーション「D's IMAGE」を展開。

    ・FRONTEO(2158)

    会話型認知症診断支援AIプログラム

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