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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2022年9月21日

和雑貨「手ぬぐい」

大阪ネットサポートセンター 矢倉 大阪ネットサポートセンター 矢倉

  • 秋祭りシーズン。

    今どきの若い方は秋祭りというとハロウィンを楽しんでおられるようですが、私は子供の頃、豆絞り柄の手ぬぐいを鉢巻きにし、法被を着てお祭りに参加しました。

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    さて、手ぬぐい。


    手ぬぐいというと木綿製と思われるかもしれませんが、日本で手ぬぐいが使われ始めたとされる奈良時代。木綿製の手ぬぐいは大陸からの輸入でしか手に入らず、神仏の像や飾りの清掃に使われていたとされます。


    平安時代になると、祭礼などを司る一部の身分の高い者が神事の際に身にまとう装束として使われますが「高貴な方は絹、庶民は麻」という法律(養老律令)があったくらい木綿は絹よりも貴重で高価なものだったのです。


    鎌倉時代から庶民にも布が普及しはじめ、江戸時代、綿の栽培が盛んになり綿織物が普及。粋なファッションアイテムとして「手ぬぐい合わせ」という持ち寄った手ぬぐいのデザインを競う品評会や折り紙のような趣として「折りてぬぐい」もあったのだそう!

    画像は「波千鳥」柄。

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    瓦版は独特のかぶり方をしていたり、落語や歌舞伎などの芸能でも使われたり、もらったことはないけれど、力士や役者が御贔屓筋に手ぬぐいを配るのも江戸時代から。

     昨今、タオルが、粗品の定番となっている他、スポーツ・イベントでは会場全体の一体感を出すアイテムとして多く利用されていますが、手ぬぐいは、冒頭お話したお祭りや、剣道の面の下の被り物、農作業など、薄手ならではの使い勝手の良さがあり、風呂敷代わりやプレゼントのラッピングにも使えるし、額に入れてインテリアとして楽しむこともでき、アレンジいろいろ、とても便利!

    10月から入国数制限の解除もされ、訪日外国人からは魅力でしかない円安。インバウンド需要で手ぬぐいが爆買されないかな?

    「ハロウィンは子供にお菓子を配るけど、日本は年がら年中ご挨拶に大人は手ぬぐいを配るのよ」とはならないか・・。


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