コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年10月30日都営地下鉄大江戸線:未来のリニアモーターカー
大阪ネットサポートセンター 保田
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みなさんこんにちは、ネットサポートセンターの保田です。
今日は、東京の地下を走る「都営地下鉄大江戸線」についてお話しします。
都営地下鉄は、浅草線(18.3Km)、三田線(26.5Km)、新宿線(23.5Km)、大江戸線(40.7Km)の4路線が有り、その内、浅草線・三田線・新宿線の3路線は、東急や京急など他社との相互直通運転が行われていますが、大江戸線だけ他社との相互直通運転が行われていません。
何故だかお判りでしょうか?
実は、大江戸線。ただの地下鉄ではないんです!
なんと、リニアモーターカーなんですよ!
ご存じでしたか?
大江戸線は、一般的な「回転型モータ」の電車ではなく、「リニアモータ」という最新モータ技術の電車を採用した地下鉄(リニアメトロ)です。
リニアモーターカーと聞くと、多くの人が「浮いて走る未来の乗り物」を思い浮かべるかもしれませんが、実際、リニアモーターカーには「浮上式」と「鉄輪式」の2種類があり大江戸線は「鉄輪式リニアモーターカー」に分類されます。
リニアメトロの特徴
リニアメトロは、車体の底にコイル、レールの中央にプレートを設置し、その間に発生する磁界の力で前進します。モータ自体を平たく薄くし、この技術により、従来の電車よりも車体を小さくコンパクトに設計できるため、車両開発やトンネル建設のコストを削減することができます。
なぜリニアモーターカーを採用したのか?
リニアモーターカーの最大の利点は、急勾配に強いことです。地下鉄は地上と地下を行き来するため、高低差が大きくなることがありますが、リニアモーターカーならその問題をクリアできます。また、車輪の空転がないため、スムーズな加速が可能です。
他のリニアモーターカー路線
実は、大江戸線以外にも日本全国でリニアモーターカーが走っています。例えば、大阪市営地下鉄鶴見緑地線や福岡市地下鉄七隈線など、6都市7路線でリニアモーターカーが採用されています。普段何気なく利用している地下鉄が、実はリニアモーターカーだったなんて驚きですよね。
未来のリニアモーターカー
いろいろと言われておりますが、2027年には、東京と名古屋を結ぶリニア新幹線が開通予定です。時速500kmで走行し、東京から大阪までを約1時間で結ぶことが期待されています。
リニアモーターカーの技術は、今後さらに進化し、私たちの生活をより便利にすることが期待されています。
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次に大江戸線に乗るときは、ぜひその技術に思いを馳せてみてください。