コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年10月 7日NASDAQ指数
東京ネットサポートセンター 藤村
こんにちは。東京ネットサポートセンターの藤村です。
コスモ・ネットレは、米国株式のお取引が、2022年10月17日からは円貨決済、2023年7月31日からは外貨決済でもリアルタイム(米国市場の取引時間中)でお取引いただけるようになり、取り扱い開始から約2年が経過いたしました。
お陰様で今では多くのお客様にご利用いただき、ネットサポートセンターには、米国株のお問合わせも増えております。
本日は、お客様から頂いたご質問のひとつをご紹介させていただきます。
8月末のことですが、お客様との会話の中で「当社の画面ではなく他サイトでNASDAQの指数を見た時に、いつもに比べ確か2,000近く高かった気がする・・・」とのお話しをいただきました。
NASDAQには「NASDAQ総合指数」と「NASDAQ100」の2つの指数があり、
8/26の引けは、「NASDAQ総合指数」は17,725USD、「NASDAQ100」は19,516USDと、二つの指数には1,791 USDの差がありました。
「NASDAQ総合指数」とは
「NASDAQ総合指数」は、NASDAQに上場している全銘柄(約3,000銘柄)を対象にした時価総額加重平均型の株価指数で、NASDAQが創設された1971年2月5日の値を100として算出しています。
*当社では、「NASDAQ総合指数」のみご覧いただけます。PCログイン後のホーム画面(右側)
マーケット情報
「NASDAQ100」とは
「NASDAQ100」は、NASDAQに上場している企業のうち、流動性が高く時価総額の高い上位100銘柄で構成されている株価指数です。
こちらも時価総額加重平均方式で算出されていますが、10月末または11月末時点の時価総額を基準に、毎年12月に定期的な銘柄の入れ替えが行われます。
「NASDAQ100」には、世界のIT市場をリードするGAFAM(グーグル(アルファベット),アマゾン,フェイスブック(現メタ・プラットフォームズ),アップル, マイクロソフト)をはじめとしたハイテク企業の銘柄が多く含まれており、金融業の銘柄は除かれるため、「NASDAQ総合指数」よりもハイテク関連やインターネット関連に絞った動向を把握できます。
米国の代表的な指数は、NASDAQ以外にも「NYダウ(ダウ工業株30種平均)」や「S&P500」などがあります。
NYダウとは
皆様がニュースなどでよく目にする「NYダウ(ダウ工業株30種平均)」。
米国指数の中で最も古い指数で、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している各業種(ヘルスケア・製造業・金融など)を代表する30の銘柄で構成されています。30銘柄の平均をベースとしているため、株価が高い値がさ株の影響を受けやすい特徴があります。構成銘柄は定期的に入れ替えがあります。
S&P500とは「S&P500」は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している米国を代表する500社が対象で、時価総額加重平均型の株価指数です。銘柄の組み替えは四半期ごとに検討されますが、必ずしも入れ替えが実施されるとは限りません。
「NYダウ(ダウ工業株30種平均)」で構成されている30銘柄は、全て「S&P500」の構成銘柄に含まれています。
また、構成銘柄のマイクロソフトやアップル、アマゾン等は「NASDAQ総合」「NASDAQ100」とも重複しています。
最近、米国市場で話題の尽きない人口知能(AI)半導体大手のエヌビディアは、6月に10対1の株式分割を行い、一時時価総額3兆ドルを超えた際には、歴史ある「NYダウ(ダウ工業株30種平均)」に採用されるのでは??との観測も浮上しました。
最後になりますが、「コスモ・ネットレ」では、米国株のたくさんの情報を見ることができます。
ぜひご参考になさってください。