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コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」

2024年10月 2日

剣菱

大阪ネットサポートセンター 高橋 大阪ネットサポートセンター 高橋

  • 大阪ネットサポートセンターの髙橋です。

    私は日本酒党でございます。


    お気に入りの銘柄は兵庫の"剣菱"(兵庫県)。
    これまで沢山(量も種類も)飲んできましたが、5年程前、ある居酒屋で100種類ほどの利き酒をした(1杯50m×100杯=5000m=一升瓶4本とちょっと)際、ついにわかりました。剣菱が日本一おいしい!


    20241002_たかはし.png



    お酒はラベルに「純米大吟醸」など記載されていることが多いですが、剣菱は表示されていません。毎年異なる条件下で育ったお米の出来に合わせて精米歩合を変えているからだそうです。

    20241002_たかはし➁.png 20241002_たかはし➂.png

                   

    剣菱酒造は、永正2年(1505)の創業以来、「3つの家訓」を大事にしてきたそうです。


    一つ目:「止まった時計でいろ」
    流行を追い、流行についていこうとすると、どうしても一歩遅れが生ずる。そして、遅れている時計は、一日に1度として時間が合うことがない。しかし止まっている時計は1日2度、ぴったりと時間が合う。
    お客さまの好みは時代とともに移るけど、必ずまた、戻ってくる。だから、自分たちが自信を持つ味をしっかりと守り続けなさいという意味。


    二つ目:「お客さまからいただいた資金は、お客さまのお口にお返ししよう」
    お客さまからいただいたお代金には、「またおいしいお酒を造ってね」という思いが込められています。だからこそ、そんなお客様の思いを大事にし、いいお米を買い、お酒がおいしくなるために、手間暇を惜しまず作らせていただく。



    三つ目:「一般のお客さまが少し背伸びしたら手の届く価格までにしろ」
    原材料にこだわり、手間暇かけて(変わらぬ味)を守っている以上、お米生産者や蔵人たちの技術と労力を安売りするつもりはない。ただ、あまり高価すぎて一般のお客様の日常から離れてしまったのではお酒の意味がない。



    この三つの理念を守り続けてきた職人の覚悟と信念があったからこそ、伊丹から灘へと醸造の舞台を移しながら、日本最古のブランド"剣菱"は500年以上にわたり造り続けられ、愛飲家のみなさんに親しみ続けられています。



    私にはこのような家訓は思いつきませんが、
    「酒の一滴は血の一滴・酒は飲んでも飲まれるな・(開けた一升瓶は)酢になる前に飲み切る」でしょうか・・。



    このブログをお読みの方で日本酒好きのお客様。頭にお気に入りのお酒が思い浮かびましたか?
    さぁ、今夜も一杯・・・・



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