みなさんこんにちは、大阪ネットサポートセンターの保田です。

暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか？

こんな時は栄養のあるものを食べて元気に過ごしましょう！

7月24日に続き、本日8月5日は土用の丑の日。

皆様は今夏土用の丑の日が2回あることを不思議に思われませんでしたか？

そこで今回は"鰻""土用の丑の日"についてお話いたします。

■土用の丑の日とは？

「土用」とは？

日本の暦で季節の変わり目となる立春、立夏、立秋、立冬の直前の約18日間を指します。

これは中国から伝わった「五行説」がもとになっています。

この説では世の中の全てのものが「木・火・金・水・土」のどれかに属しているという概念が前提だそうです。季節においても「春は"木"」「夏は"火"」「秋は"金"」「冬は"水」と割り振られています。それでは「土」はどの季節になるのか？と思われませんか？「土」は植物の芽が地中から発芽する様子が元となっており、物を変化させる働きを持っていると言われています。また、土は命が最後に還るところであり、新しい命も土が育むという性質から、古い季節と新しい季節の間に「土用」をおいたと言われています。ちなみに「土用」は陰陽道の「土旺用事（どおうようじ）」の略語。「土の気が盛んになる期間」であり、「その期間は土いじりをしてはいけない」とされています。

「丑の日」とは？

丑は、十二支の丑のことです。昔は干支で日日を表し12日で一周しました。日本では昔から「丑の日」を特別な日とする風習が有り、特に梅雨が明けたあとの夏に訪れる土用の丑の日は季節の変わり目で変化が大きいことも有り、重要視されたそうです。

ということで、なぜ今年の夏は土用の丑の日が2回あるのか？

これは、土用の期間が約18日間あるため、12日ごとに巡ってくる丑の日が2回含まれることがあるからです。このような場合、1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼び、

今年は夏の土用の期間が7月19日から8月6日までのため、その間に2回（7月24日（水）・8月5日（月））の丑の日があるということになります。

他、2024年"土用の丑の日"は1月26日、4月19日、5月1日、10月28日となります。

土用の丑の日に"鰻"を食べる理由は？

土用の丑の日といえば、鰻を食べる習慣が有名ですよね。この習慣は、江戸時代の発明家である平賀源内が「丑の日に『う』のつく食べ物を食べると夏バテしない」という風習を利用して、鰻屋の売り上げを助けたことが始まりとされています。

ちなみに鰻の栄養価は、ビタミンＡ、Ｂ1・Ｂ2、Ｄ、Ｅが豊富で亜鉛、カルシウムが豊富。

血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させ、血液の循環を良くする効果が有り、動脈硬化、心臓病、がんの予防につながるＤＨＡ、ＥＰＡも多く含まれています。また、鰻の体の表面のぬるぬるした部分にはムチンという胃腸の粘膜を保護する成分が含まれています。

これは食べるしかないですよね！！

他の行事食、行事ごとは？

・土用のしじみ

　
しじみの旬は夏と冬。冬のしじみを「寒しじみ」、夏のしじみを「土用しじみ」といわれています。土用しじみは産卵期の為、ぷりぷりとした食感が楽しめます。

・土用卵

　
土用の期間に生まれた卵の事。栄養価が高い卵は、これからの夏を迎える土用の丑の日の栄養源にピッタリ。"う巻き"にすれば最高ですね。

・土用餅

あんこで包んだお餅。関西地方での土用の丑の日の行事食として広まっています。餅を食べると力がつくと言われ、またあんこの材料である小豆は厄除けの意味もあるとされており、夏に負けないようにと言った説が有ります。

鰻重、う巻き、しじみの味噌汁、デザートに土用餅を食べ、この猛暑を乗り切りましょう！

なんとびっくり！

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それと最後になりますが、

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