コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年7月26日幽霊の日
東京ネットサポートセンター 原田
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こんにちは、東京ネットサポートセンターの原田です。
本日7月26日は「幽霊の日」です。 1825年の今日、鶴屋南北作の『東海道四谷怪談』(通称:四谷怪談)が江戸・中村座で初演されたことに由来しますが、物語の内容は実在した人物の話を脚色して作品化されたものだそうです。
高校生のとき、肝試しでお墓に行ったことを少し思い出しました。
以前から不思議に思っていたのですが、外国の幽霊は足があるのに、なぜ日本の幽霊には足がないのかを調べてみました。
幽霊に足がないのはなぜ?
<諸説1>江戸中期の画家円山応挙が足のない幽霊を初めて描いた説。
国宝「雪松図屏風」を描いた画家として有名な円山応挙ですが、幽霊画の掛け軸を依頼されたが、なかなか筆が進まなかったところ、夢枕に立った亡き妻をそのまま描いたとのこと。大切な人を思って描いた掛け軸ですが、現在、この掛け軸は青森県弘前市の久渡寺にあり1年に1度しか公開されないとのことです。※1
下記URLをクリックすることでご覧いただけます。
https://kudoji.com/about_yureiga/
<諸説2>
歌舞伎役者の尾上松緑が考えたといわれる説。
『東海道四谷怪談』を演じることになった尾上松緑は、怖さを感じさせる演出を考えていたところで出たのが、幽霊の足をなくすというアイデアでした。この手法は狙い通り、観客から「怖い」と評判になり、今の幽霊の姿につながるものとなったとする説です。※2
本当のお岩さんはいい人だった?
『東海道四谷怪談』はフィクションですが、本当のお岩夫婦は仲が良く、身分の低い夫を支えるためお岩は奉公に出たといいます。さらに、真面目な働きぶりが評価され、夫の出世にもつながったのだとか。その際、お岩が信仰していた稲荷が「お岩稲荷」と呼ばれ、江戸の人々もあやかるようになったほど成功の象徴だったようです。
現在もお岩稲荷(於岩稲荷田宮神社)は新宿区四谷と岩井コスモ東京支店近くの中央区新川(中央区新川2-25-11。地下鉄茅場町1番出口から徒歩10分)の2か所にあります。
(撮影:原田)(参考)
※1:https://xn--h9jua5ezakf0c3qner030b.com/6759.html
※2:https://dot.asahi.com/articles/-/27950?page=1
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