コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年7月10日京浜東北線の日常な風景
東京ネットサポートセンター 野地
ネットサポートセンターの野地でございます。
夕刻、JR京浜東北線に乗っていたときのこと。
川崎~新子安間を走行中、突然、急停止。
「踏切の安全確認を行います」との車内アナウンスが流れ、閉所恐怖症の私は、閉じ込められた気分となりつらい数分間を過ごしました。
電車が停止している間、周りの人の反応を見ると皆アタフタしておらず慣れた様子。
後日わかったのですが、京浜東北線ではよくある出来事なのだそうです。
なんで?と調べてみると、
始発から終点の「大宮~横浜」は59.1kmで34駅あり、全踏切23か所のうち途中の「大井町~東神奈川」の17.8kmに19か所が集中しているとのこと。
*川崎~鶴見間は、路線バスの通行と交差する開かずの踏切で有名な「古市場踏切」がある区間
付近の電車が止まった場合、運転士さんが直接踏切に向かい安全確認を行います。
踏切から電車の距離が長いと、往復と安全確認で10から15分くらいかかりますが、
乗客はその間、車中でじっと待つことになります。
踏切だけでなく、線路上でボヤが発生し乗っていた電車が停止した経験もあります。
電車内から様子を見ると、遠目に隣の路線上に何か小さな物が燃えており、現場に向かった運転士さんは、消火器もなく、その火を足で踏んで消していました。
窓越しに消火作業が見えて、運転士さんが無事でよかったと思うとともに、大変だなと感じました。
踏切に必ずある「非常ボタン」・「それ以外の踏切障害物検知装置」の探知方式の種類
信号関連の装置は、信号3社(日本信号6741、京三製作所6742、大同信号6743)とIHI7013が、JR・私鉄各社と共同開発しています。
自動列車停止装置などの技術も含め、日本の鉄道関連技術は高く、海外にも輸出されています。
「将来、京浜東北線はワンマン化、東海道新幹線や山手線は自動運転化を目標にしている」ことをニュースでみましたが、人手不足対策が主な目的のようです。
電車は止まらなくなりそうですが、DX化は止まらない・・。