コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年6月27日蚊取り線香
大阪ネットサポートセンター 矢倉
大阪ネットサポートセンターの矢倉です。
蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
気温が上がると活動しだすのが 嫌な虫たち。
テレビから殺虫剤のCMが多く流れはじめるこの季節。
薬剤の購入など、虫対策を検討し始める方も多いのでは?
今年は春先からカメムシの大量発生が報告されており、果樹等の農作物被害も心配されています。カメムシ用殺虫剤が売り切れのお店も出ているようです。
外敵から防御のためとは言え、あの独特な嫌な臭い。
洗濯物にくっついていたらOMG!洗い直すしかありません。室内に入れない為には、洗濯物を取り込むときのチェックを始め、窓枠やサッシ、網戸などに忌避剤を置いたりスプレーする、蛍光灯に集まる習性があるので、LED電球に変えるのが有効だそうです。
室内に入ってきたら、ゴキブリなどの殺虫剤は効かないこともあるので凍結タイプのスプレーを使うか、匂いを出させないようにそっとガムテープなどで捕獲して処分。匂いに他の仲間が集まるので、匂いを出させないように気を付けましょう。
匂い成分は油分と水分が混じっているので、衣類や体に匂いがついてしまったら、消毒用アルコールやメイククレンジング、食用油などで油分を落とし、その後石鹸で良く洗うと良いそうです。
これからの季節、悩ませる虫、蚊。
夏の風物詩にはいろいろありますが、蚊取り線香もその一つではないでしょうか?
そして蚊取り線香と言えば、打ち上げ花火とともに「金鳥の夏、日本の夏・・」というCMを思い出される方も多いのではないでしょうか?
「金鳥」は登録商標。社名は「大日本除虫菊株式会社」です。
明治23年、創業者が殺虫効果のある除虫菊の種をアメリカで植物輸入業者を営む人物から譲り受け栽培に成功し、除虫菊の殺虫成分を練り込んだ仏壇にお供えする線香の形状のものを販売したのが始まりです。
発売当初は燃焼時間が40分程度でしたが、改良され今の渦巻状の形状になったとか。
すごいアイディアですよね。
今ではサイズにより違いがありますが、7時間~10時間燃焼できるようになりました。
蚊取り線香で、蚊が落ちるのは、除虫菊から抽出される有効成分「ピレトリン」などのピレスロイド系の主成分が、線香の燃焼で発生する煙とともに周囲に広がり、蚊の神経系に働きかけ機能をマヒさせ動けなくするからです。
蚊取り線香は東南アジアでも日本とほぼ同じパッケージで販売されているそうです。
驚きです。蚊取り線香が普及して約130年。
メーカー問わず、火も電気も使わず、置いておくだけのタイプやワンプッシュのスプレーで何日も殺虫効果が持続する殺虫剤も開発されました。
効果が期待できる害虫が幅広くなった優れモノもあり、お値段は高いですが売れています。
私も試してみましたが、効果がありました!大日本除虫菊株式会社は未上場ですが、殺虫剤のメーカーとしては「アース製薬」「フマキラー」が上場しています。
自社製品で多くの害虫を殺虫していることから、毎月朔日に「日本家庭用殺虫剤工業会」で供養をしていると聞きました。