コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年6月26日オリンピックの芸術競技
大阪ネットサポートセンター 保田
みなさんこんにちは、大阪ネットサポートセンターの保田です。
今年注目のスポーツイベントといえば、この夏フランスで開催されるパリオリンピック・パラリンピックではないでしょうか?
オリンピックの公式ページ(https://olympics.com/ja/)には、競技や選手の紹介の他、興味深い内容が盛りだくさんありました。
私が興味を持ったのは、
1896年に始まった近代オリンピック。
今でこそ「スポーツの祭典」とも呼ばれるオリンピックですが、かつてのオリンピックは「スポーツと芸術の祭典」として「芸術競技」があり、なんと、日本人選手もメダルを獲得していたというもの。
オリンピックの芸術競技とは?
1912年のストックホルム大会から1948年のロンドン大会まで「芸術競技」が実施されていました。
この競技、「文学、絵画、建築、彫刻、音楽」の5つの種目から成り立ち、世界中のアーティストたちがスポーツをテーマにした作品を出品し、優秀な作品には金・銀・銅のメダルが授与されました。
日本人メダリスト
日本では、2人のアーティストが芸術競技でメダルを獲得しています。
・藤田隆治(1936年ベルリン大会)
絵画部門で銅メダルを獲得しました。
作品は「アイスホッケー」で、スポーツをテーマにした絵画です。
・鈴木朱雀(1936年ベルリン大会)
単彩画と水彩画の部門で銅メダルを獲得しました。
作品は「古典的競馬」でした。
芸術競技には、猪熊弦一郎や棟方志功などの有名画家の他、多くのアーティストが参加しました。
芸術競技の終焉
なぜ芸術競技はなくなったのでしょうか?
主な理由は、作品によっては移動が大変であることや、客観的な採点の難しさが挙げられます。芸術作品の公正な評価は難しいため、現在は正式競技から外れています。
ただし、文化プログラムとして芸術展示は残っており、2020東京オリンピックでも実施されています。
このように、かつてオリンピックには芸術種目があったことを振り返ってみると、その歴史も興味深いものですね。
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フランス大会。日本人選手の活躍に大いに期待し、盛り上がってまいりましょう!