コスモ・ネットレ ブログ「徒然なるままに」
2024年6月25日蕪嶋(カブシマ)神社
東京ネットサポートセンター 藤村
こんにちは。東京ネットサポートセンターの藤村です。
少し早い夏休みをいただき、青森県八戸市の蕪嶋神社へ行ってきました。
蕪嶋神社は、西暦1296年に創建された古い歴史のある神社ですが、2015年に発生した火災で社殿が全焼し、2020年に再建され、新しい神社として生まれ変わりました。商売繁盛や漁業安全の守り神として「弁財天」が祀られております。
蕪嶋神社の「蕪(かぶ)」と「株」をかけて、株価と人望の「株」が上がるご利益があるとも言われており、証券マンや投資家からも人気のスポットのようです。私も、株価と人望の「株」がアップするようお参りしました。
実は、今回蕪嶋神社を訪れた理由は、他にもあります。ウミネコの雛(ヒナ)に会うためです。
蕪嶋神社は、1922年に国内最大のウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されており、ウミネコの雛(ヒナ)を間近で見ることができる唯一の場所なのです。他の日本の繁殖地は、人を寄せ付けない断崖絶壁や離島にあります。かつての蕪島も四方を囲っているのは〝海〟であり、ウミネコを襲う天敵が陸上から入り込めない環境であったのですが、太平洋戦争末期、約80年前に旧海軍が軍事拠点として周辺を埋め立てたため陸続きとなりました。蕪島がある八戸市の沖合は、親潮と黒潮が混じり合う潮目にあたり魚が豊富な場所であり、ウミネコがエサとするイワシが今も多く漁獲されることから、陸続きになっても毎年ウミネコが群れてくるというのです。
ウミネコは毎年3月頃産卵のために飛来、4月頃に産卵、5~6月頃にふ化して子育て、7月~8月頃には飛び立っていきます。その数は約3万~4万羽にのぼり、島がウミネコに覆いつくされます。5月中旬から6月は、可愛い雛(ヒナ)が至近距離で見られるのです。フワフワした愛くるしい姿には目尻が下がります。今年は、5月8日に初めてふ化した雛(ヒナ)が確認されたそうです。
あちらこちらにこのような光景が見られます(^^)
親のウミネコは、低く太い声で「ミャア~ミャア~」と鳴き、名前の由来にもなっている猫の鳴き声にも聞こえます。鳴いている声の大きさと数の多さには圧倒されます。そして、それ以上にびっくりしたのがウミネコの糞(フン)の多さ!しかし蕪島のウミネコは、漁場を教えてくれる"弁財天の使い"として昔から大切にされており、「ウミネコの糞(フン)がつく=運がつく」と言われています。
蕪嶋神社では、海風を浴びながら社殿の周りを3周することで、身が清められ運が開けるという「運開きめぐり」と言われる独自の参拝方法があります。散策路は、人がぎりぎりすれ違えるほどの幅しかありません。その散策路にもウミネコがたくさんおり近くを通ってもウミネコは全く動じず、空からもウミネコがお構いなしに降りてくるので、周囲800mとはいえ歩くのに一苦労です。ただ、社殿裏側の散策路から見える白いウミネコと青い海のコントラストはとっても綺麗で癒されました。
頑張って何とか3周しましたが、途中で「ウミネコの糞(フン)=運」に当たりました!社殿のそばにある社務所で「ウミネコの糞(フン)=運」がついたのを見せると、立派な「会運証明書」を発行してもらえるのです。名前、その年何番目の幸運者か、日付を記入してくれます。私は令和6年6月1日に訪れましたが、なっ、なんと661番目でした。なんだかとっても幸せな気分になれた日でした (*^^)
分かりづらいですが、写真の◯の部分に糞(フン)がつきました。
今回初めて青森を訪れましたが、改めて日本の良さを実感しました。
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ぜひ、ご活用下さい。
跳ねあがれ日本!
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